歌舞伎俳優の片岡愛之助が10日、京都市内でCBC・TBS系正月特番『雨上がり決死隊vsわがまま大女優　京都おもてなしツアー』（来年1月3日放送、後2：00〜2：54）のロケ収録に臨んだ。ドラマ『半沢直樹』でオネエキャラの金融庁エリート黒崎役を演じ、一躍時の人となった愛之助。来年の意気込みについて聞かれ、「歌舞伎を大切にするのは当たり前ですが、それ以外の仕事もどんどんやっていきたい」とさらなる活躍に意欲。さらに、オネエキャラの出演依頼があれば、「そればかりでも困りますが…、喜んで！」と笑顔をみせた。

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　黒崎を主人公にしたスピンオフ作品を期待する声には、「役者ですから、いろんな役ができないとダメだと思うので」とまんざらではない様子だった。

　また、来年4月には、4〜10歳を対象にした『こども歌舞伎スクール「寺子屋」』が東京・歌舞伎座に開校。愛之助は一般家庭から歌舞伎の子役を経て、部屋子となり活躍していることもあり、「微力ながら力になれれば」と意気込みを明かし、「一般家庭出身で歌舞伎役者になる人が増えていかないとこれから困りますから」と話していた。

　番組は、雨上がり決死隊率いるおもてなし軍団（お笑いコンビ・麒麟とタレントのダレノガレ明美）が、“わがまま大女優”こと中村玉緒、冨士眞奈美、高橋ひとみの願いごとをかなえつつ、“お・も・て・な・し”。助っ人として参加した愛之助は、高橋の「素敵な男性とオープンカーでデートしたい」という願いを叶えるべく、人力車に高橋と二人乗りしておもてなし。「黒崎やって〜」のリクエストにも、「つぶすわよ」と気さくに応じていた。