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コロッケ、2極化進む物まね界に警鐘

 芸歴33年、300種類以上のレパートリーを持つ、物まね界のトップランナー、コロッケ(53)。物まねは「個人的には、似てるから良いとか、似てないからどうだ、ということにこだわるものではない」というのが、彼の持論だ。「むしろ、似てない方が良いと思っていて、2〜3割似ていれば僕の中では、全然OK。あとの7〜8割はオリジナルで、自分のふざけ方や崩し方だと考えています。ものまねの元になっている人を知らなくても楽しめることが大事なんです」と話す。

12月8日放送の『全力教室』で新ネタを披露するコロッケ

12月8日放送の『全力教室』で新ネタを披露するコロッケ

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 コロッケは、1980年に『お笑いスター誕生』(日本テレビ)でデビューし、その後『ものまね王座決定戦』(フジテレビ)でブレイク。浅草芸能大賞・新人賞、ゴールデンアロー賞・大賞など数々の受賞歴を誇り、「五木ロボットひろし」や、「3倍速の岩崎宏美」など、ネタにあらゆるアレンジを加え、挑戦と進化を続けてきた。

 物まねを売りにする芸人もいろいろいるが、コロッケは「今、物まねをやる人は、コピー派とパロディ派に分かれてしまっていて、両方をひっくるめて音楽的な形でものまねをやる人が減ってきている」と感じており、ネタを作り続けるのは「基本は、“マイク1本で何ができるんだ?”ということに対する自分なりの挑戦です」と真摯に語る。

 「コピー派は、ちゃんと物まねをやってうまいんだけど、ふざけない。パロディ派は、トークがメインになっていて、歌や物まねを絡めるようなエンターテインメント性が薄れている。ネタを作り続けているのは、そういう状況にあるものまね界に喝を入れる部分と、自分自身に対して“まだまだ、マイク1本でできますよ”という部分の両方があります。アイデアは、尽きないですね」。

 「どうやって、ネタを作っているんですか?」とその秘訣を聞くと、「いや、そこらへんに落ちているでしょ」と一笑に付した。「テレビを見ながら、何となく記憶の中に残っているものを広げていくやり方ですね」とネタ作りのコツを教えてくれた。

 「例えば、平井堅さんをやろうとすると、“平井堅さんの何をまねするか”、そこが一番のポイントなんです。声なのか、顔なのか、音程をはかっている手の動きなのか…。皆さんの中で、平井さんの何が一番記憶に残っているのかを考えます。平井さんの場合だと、物まねされる方はだいたい声から入ります。僕の場合は、もちろん声の練習もしますが、歌の切れ目でブレスをするところが一番大事だと思っているので、その練習に力を入れています」

 インターネット上に「コロッケの物まねは似てない」と書き込まれても、「僕の中ではゴキゲンなコメントです」と笑い飛ばす。「似てないのに、33年物まねをやっている芸人ってどうなんだっていう(笑)。だから、似てる、似てないにこだわっていないことを、分かってもらえるとうれしいです」と話していた。

 そんなコロッケが、今夜(8日)放送のフジテレビ系バラエティー『全力教室』(毎週日曜 後9:00)で新ネタを披露。さらに「明日から使えるものまね」として、ティラノザウルスのものまねを伝授する。

 番組にはほかに、マイケル・ジャクソンも出演した「アポロ アマチュアナイト」で、日本人初の優勝を果たしたダンサー・蛯名健一、2本のロープを使って跳ぶ縄跳び競技・ダブルダッチの世界大会で2度の優勝経験を持つカプリオール、リフティングなどのサッカー技術のみで競い合うフリースタイルフットボーラーのTokura、楽器を使わず口だけでビートを刻むヒューマンビートボックスのパフォーマーのDaichiが登場する。
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  • 12月8日放送の『全力教室』で新ネタを披露するコロッケ
  • ティラノザウルスの物まねを伝授するコロッケ=12月8日放送の『全力教室』
  • 「エビケンゾンビ」を披露する蛯名健一=12月8日放送の『全力教室』
  • パフォーマンスを披露する蛯名健一=12月8日放送の『全力教室』
  • 2本のロープを使って跳ぶ縄跳び競技・ダブルダッチを披露するカプリオール(中央は加藤浩次)=12月8日放送の『全力教室』

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