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“89歳”赤木春恵、初主演映画でギネス世界記録に認定「長生きはしてみるものです」

 映画『ペコロスの母に会いに行く』(公開中)で初主演を務める、女優・赤木春恵(89)が、同作で“世界最高齢での映画初主演女優”として、ギネス世界記録に認定されたことが19日、わかった。映画撮影を行った初日(2012年9月5日)が基準とされ、88歳と175日が記録として認められた。

世界最高齢の映画初主演女優として、ギネス世界記録に認定された赤木春恵

世界最高齢の映画初主演女優として、ギネス世界記録に認定された赤木春恵

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 89歳での受賞に赤木は「世界最高齢での映画初主演女優でギネスブックに載せていただけるなんて、こんなに幸せなことはありません。でも、ちょっと照れくさいです。89歳になったからいただけるのですよね。やっぱり長生きはしてみるものです。ありがとうございました」と喜びのコメント。

 今後は「自分の身の丈にあったお仕事で、自分に合うものがあれば、その都度熟慮して取り組んでみたいと思っています」と明かし、同作について、「ユーモラスで、せつなくホロリとするところもありますので、介護でお悩みの方にとっても、心の持ち方が少しでも変われば、と思います。ぜひ多くのかたにご覧になっていただきたいと、心からお願い申し上げます」と呼びかけている。

 同作は、長崎県在住の漫画家・岡野雄一氏のエッセイ漫画『ペコロスの母に会いに行く』を映画化。原作者の岡野氏と同じ長崎出身の森崎東氏が監督を務め、俳優・岩松了を息子役に、母親役を赤木が演じる。物語は、認知症の母親・みつえ(赤木)が暮らすホームを訪ねる主人公・岡野ゆういち(岩松)親子のやりとりを中心に、ゆういちが幼いころ家族で過ごした時間などを温かくユーモアたっぷりに描く。

 赤木は、ホームを訪ねてきた、息子の頭をペチペチたたいたり、名前を忘れてとまどったり、思い出の場所で幸せな時間に戻っていったりなど、笑いを誘う表情からシリアスな表情に至るまで、認知症の母親役を好演している。

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  • 世界最高齢の映画初主演女優として、ギネス世界記録に認定された赤木春恵
  • 初主演作「ペコロスの母に会いに行く」では認知性の母親役を好演

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