11月10日に開催される『AKB48グループ ドラフト会議』（東京・グランドプリンスホテル新高輪）の候補者29人が19日、パシフィコ横浜で握手会デビューした。

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　AKB48グループの握手会に午後2時から1時間ほど合流。上は20歳、下は小6までの29人が4グループに分かれ、握手会を“実習”した。はじめこそ緊張の面持ちだったが、長蛇の列をなしたファンから直接エールを送られ、しだいに笑顔に。「はじめまして」「ありがとうございます」「頑張ります」と快活な声を響かせた。

　握手会前には、ドラフト会議で指名を行うAKB48の大島優子（チームK）、SKE48の松井玲奈（チームE）、NMB48の山本彩（チームN）、HKT48の穴井千尋（チームH）ら各チームキャプテン（SKEはリーダー）に、グループ総監督の高橋みなみ、HKT48劇場支配人兼任の指原莉乃を加えた12人とドキドキの初対面。メンバーがアドバイスを送ることはなかったが、熱視線が注がれるなか一人ずつ自己紹介し、「よろしくお願いします」と声を張り上げた。

　先月29日の初レッスン時には、講師陣からダメ出し連発の洗礼を浴びた候補生たちは、今月12日から2日3日の合宿に参加。AKB48グループ総支配人の戸賀崎智信氏が「“こんなもんじゃないよ”というメッセージも込めた」という、演技、ダンス、ボイストレーニングの厳しい指導を乗り越え、急成長を遂げているという。候補生は即戦力として考えられているが「実力がない子が即戦力になる可能性もAKBも場合にはある」とし、歌唱力やダンスの能力の高さだけを求めているわけではないことを示唆した。

　各キャプテンの元には随時レッスン映像が届けられているといい、NMB48の金子剛劇場支配人は「こっちがいいなと思っても、キャプテンが“イメージが違う”と言うこともある」と告白。HKT48の尾崎充劇場支配人は「既存の39人のメンバーよりも何か一つ輝くものがないと。初見では、指原と相談して決めたい子はいる」と話した。NMB48チームBIIキャプテンの上枝恵美加が候補生の握手会を視察するなど、指名候補者の絞り込みは着々と進んでいる様子だ。