シンガー・ソングライター 絢香のCM初出演作となる、『ネスレ キットカット』の新CMが4日より放送を開始した。絢香は、同商品の日本発売40周年を記念し書き下ろした「ありがとうの輪」を伸びやかに歌唱。監督は『スワロウテイル』や『リリイ・シュシュのすべて』など、数々の名作を生み出す映画界の巨匠・岩井俊二氏が務め、独特の映像美であたたかなストーリーを映し出している。

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　“強力タッグ”で制作された新CMありがとう篇は、公園や学校の校舎など、さまざまなシーンで心を込めて歌唱する絢香の映像とともに、『キットカット』を添えて感謝を伝える人々の日常を描いたストーリー。絢香の歌声と岩井監督の映像とのコラボレーションが、「ありがとう」という大切な気持ちを後押しするCMに仕上がっている。

　初めてのCM撮影を振り返った絢香は、普段のミュージックビデオ撮影とはまた違った緊張感もあったが「（逆に）その緊張感を楽しませていただきました」と充実した時を過ごせた様子。公園でのシーンの撮影では、天気に恵まれ「風を感じながら、すごく自然に気持ちよく歌うことができました」と笑顔を見せた。

　岩井監督の第一印象は「あれ？ ちょっぴり怖い……!?」と緊張感を持っていたというが、「話し始めると全然そんなことはなく、とにかく柔らかい空気をまとっていらっしゃるので、リラックスして撮影できました」。監督からの演技指導は特になく「逆に『大丈夫ですか!?』って聞きに行ったくらい」だったという。