興行通信社が24日発表した『全国映画動員ランキングトップ10』で、米ユニバーサル・スタジオの新作劇場アニメーション『怪盗グルーのミニオン危機一発』が9月21・22日の土日2日間に、動員25万7990人、興行収入3億3651万6100円をあげ、初登場1位を獲得した。公開10週目で3位を堅持しているスタジオジブリの『風立ちぬ』は、累計成績で動員894万人、興収110億円を突破した。

　『怪盗グルー〜』は、2010年に世界的にヒットした『怪盗グルーの月泥棒』の続編。バナナが大好物の謎の黄色い生物・ミニオンたちが何者かに連れ去られるピンチに、怪盗グルーと孤児3姉妹が立ち向かう心温まるストーリー。

　21日から全国323館（626スクリーン）で3D・2D同時公開され、秋分の日を含めた3日間（9月21日〜23日）では5億7421万5400円、先行上映3日間（9月14日〜16日）合わせて、すでに8億8488万4600円のヒットとなっている。

　日本語吹き替え版では、前作から継続の笑福亭鶴瓶、芦田愛菜に加え、中島美嘉、中井貴一が参加。作品の評価も「家族で楽しめる作品」、「3Dで見て久々に良かった」、「吹き替えキャストが上手い」など非常に高く、今後の口コミ効果にも期待がかかる。

■全国映画動員ランキングトップ10
1 （NEW）怪盗グルーのミニオン危機一発
2 （↓1）　劇場版 ATARU−THE FIRST LOVE ＆ THE LAST KILL−
3 （↓2）　風立ちぬ
4 （NEW）エリジウム
5 （↓3）　ウルヴァリン：SAMURAI
6 （↓4）　許されざる者
7 （↓5）　劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
8 （NEW）凶悪
9 （↓8）　貞子3D2
10（↓7）　キャプテンハーロック
（2013年9月21日〜9月22日、興行通信社調べ）