毎日新聞社とソニー・ミュージックが企画する落語会『渋谷に福来たる』が5日、東京・台場のZepp DiverCity Tokyoで開催された。全国6都市に展開するZeppのコンサート会場を通し、落語会が行われたのは今回が初めて。馴れない環境のなか、高座に上がった柳家喬太郎は、本編に入る前のマクラで「まさか自分もここで落語をやるとは思いませんでした(笑)」などと感想を織り交ぜながら演目を披露した。 筋金入りの落語ファンから、初めて落語に触れる若い層にまで、その本来のおもしろさが浸透してきた昨今の“落語ブーム”を受け、2011年よりスタートした同落語会。“ブームからムーヴ”をスローガンに掲げ、最先端を走る噺家にスポットライトを当てることを目的に実施されている。
2013/08/06