『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの総監督としても知られる庵野秀明氏が24日、東京・小金井市のスタジオジブリで開かれた宮崎駿監督の5年ぶり新作アニメーション映画『風立ちぬ』(7月20日公開)の完成報告会見に出席した。長編アニメーション映画での声優初挑戦にして、初主演を務めた庵野氏は「恥ずかしいです。ラブシーンは嫁に見せられない」と大照れ。宮崎監督は「庵野に声をやってもらえてよかった」と満足げに目を細めていた。 同作は、ゼロ戦の設計者・堀越二郎と文学者・堀辰雄、同時代に生きた実在の2人の人物を融合させた青年技師“二郎”がゼロ戦を作り上げるまでのストーリーを縦糸に、美しい薄幸の少女・菜穂子との出会いと別れのラブストーリーを横糸に絡め、約30年にわたる半生を描いた物語。
2013/06/24