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堺雅人と上戸彩が10年ぶり共演 “新婚同士”で夫婦役

 俳優の堺雅人が7月スタートのTBS系ドラマ『半沢直樹(仮)』(毎週日曜 後9:00)で上戸彩と夫婦役を演じることが14日、わかった。堺は4月に女優・菅野美穂と、上戸は昨年9月にEXILEのHIROと結婚し、それぞれ新婚の二人が、2003年『ひと夏のパパへ』(TBS系)以来、約10年ぶりにドラマで共演する。堺は「仕事場でたくさんの敵に囲まれている半沢ですが、家庭での妻の温かさに支えられています。可愛らしくも芯のある、上戸さんのお芝居を今から楽しみにしております」と言葉を贈った。

7月スタートのTBS日曜劇場は直木賞作家・池井戸潤原作の『半沢直樹(仮)』に主演する堺雅人

7月スタートのTBS日曜劇場は直木賞作家・池井戸潤原作の『半沢直樹(仮)』に主演する堺雅人

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 原作は直木賞作家、池井戸潤氏の『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』(文春文庫)。日本経済が熱狂していたバブル期。銀行に入ったら一生安泰と言われ、銀行員はエリートの代名詞でもあった。そんな時代に大手銀行に入行した半沢直樹の葛藤と苦悩、銀行の内外に現れる「敵」との戦い、組織に抗う姿を中心に描く痛快エンターテインメント劇。物語が進むにつれて、半沢が銀行に入行した真相も明らかになる。

 半沢は間違ったことがあれば、たとえ上司であろうと態度を曲げず、弁も立つ男。『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)で長台詞をスラスラと迫真の演技と共に言い切ってみせた堺が、今作では敵を追い詰めていく攻撃的な顔と、部下や家族に見せる優しい顔を併せ持つ魅力的なキャラクターを演じる。

 堺は「この厳しい時代の中、頑張っている皆さんへのエールになれば、などと思っておりました。けれども原作小説や脚本を読むうち、それぞれの現場で一所懸命に働いている登場人物の姿に、『力をもらっているのは、むしろ僕かもしれない』と思うようになっています。キャスト、スタッフ一丸となって、暑い夏を過ごすつもりでおります」と意欲満々だ。

 上戸が演じる妻、半沢花は、直樹を唯一言い負かせる存在。「男性社会を描くドラマですが、実は支える側にも同じ様な社会があり、ドラマがある。陰ながら夫を支えるたくましい女性、半沢花を楽しみたいと思います」と意気込む。

 半沢が勤める東京中央銀行で歴代最年少のスピード出世し、常務に上り詰めた切れ者、大和田常務役に香川照之、常に広い心を持って半沢を見守る東京中央銀行頭取・中野渡役に北大路欣也、半沢の同期でよき相談相手・渡真利忍役に及川光博、さらにHey!Say!JUMPの中島裕翔壇蜜の出演も決定している。

 原作者の池井戸氏は「どんな『半沢直樹』を見せてくれるのか、いまから楽しみだ。相手が上司だから、顧客だから、度胸がないから――。いろんな理由で、反論したくてもできなかった理不尽な経験は誰にだってある。思わず唇を噛んだその悔しさを、半沢直樹が晴らしてくれる。基本は性善説。やられたら、倍返し――。サラリーマンは決して、真似をしてはいけない」とコメント。

 伊與田英徳プロデューサーも「日曜日の夜に、観終わってスカッとするドラマです。皆さんご期待下さい!」と話している。

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  • 7月スタートのTBS日曜劇場は直木賞作家・池井戸潤原作の『半沢直樹(仮)』に主演する堺雅人
  • 主人公・半沢直樹の妻・花を演じる上戸彩
  • スピード出世し、大手銀行の常務に上り詰めた切れ者、大和田常務役を演じる香川照之

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