モデルの栗原類が、4月12日スタートのテレビ東京系ドラマ『みんな！エスパーだよ！』（毎週金曜　深0：12）に、謎の高校生・ミツル役で出演することが26日わかった。『ヤングマガジン』（講談社）で連載中の若杉公徳氏の原作漫画には登場しない、ドラマのオリジナルキャラクター。演出を手がける園子温監督と親交があり、監督たっての希望で脳科学者・茂木健一郎氏が本人役でドラマに初出演する。2人とも第1話から登場する

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　栗原は民放ドラマ初出演、連続ドラマのレギュラーも初となる。作品は、平凡な高校生が、ある日突然超能力を持ち、世界を救うために悪に立ち向かう、とことん笑えて、ちょっとエッチなコメディードラマ。ミツルはなぜか主人公・鴨川嘉郎（染谷将太）のことを陰でじっと見つめている、謎の多い役どころだ。

　栗原は「今まで役者としてお芝居を全然やっていないのに、園監督の作品に関わることができるというのは本当にうれしいことだと思います」。一方で「本当に僕がこの作品の力になれるのかというのは、今でもすごく不安です…」と複雑な心境を吐き出しながらも「出演依頼をいただいた以上、全力で頑張りたいと思います」と気合いは十分。

　ほとんど経験のない演技に対する不安は「現場で園監督と一緒にお話して、基本的な動きも直接ご指導していただいて、気持ちが少し楽になりました」と話している。

　欲しい超能力は「願いを無限にする能力」と答え、「いっぱい願いをかなえられる能力というか。この能力は少々強欲ですし、代償として寿命が減るかもしれないですね」と欲深い一面ものぞかせていた。

　本人役で出演する茂木氏は、主人公たちもよく訪れる喫茶店「シーホス」の客として登場し、こちらも意味深なセリフをつぶやくなど、謎めいた役柄で存在感を放っていく。