ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

武田鉄矢、『三丁目の夕日』に出たかった!? 無念は新番組で晴らす

 俳優の武田鉄矢(63)が13日、都内でBSジャパンの新番組『昭和は輝いていた』(4月2日スタート、毎週火曜 後9:00)の初収録後に会見を行い、「昭和にあって、平成で消えたものに注目しつつ、新しい発見が小さな門構えの番組から生まれれば本懐」と、番組への意気込みを語った。

BS JAPAN『昭和は輝いていた』合同取材会に出席した武田鉄矢 (C)ORICON DD inc.

BS JAPAN『昭和は輝いていた』合同取材会に出席した武田鉄矢 (C)ORICON DD inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同番組は、「激動の時代」といわれる過ぎ去りし「昭和」を象徴する「人」「モノ」「できごと」から毎回1つのテーマをピックアップし、当時の映像や写真とともに武田が語り尽くす。「とある人曰く、日本人を最も不幸に陥れて、最も幸せにした、それが昭和という時代。昭和の中に日本人の何かがあるんじゃないかという番組の狙いは間違っていないと思う」と熱が入る。

 武田は、昭和30年代の東京下町を舞台にした映画『ALWAYS三丁目の夕日』(2005年、山崎貴監督)を例に挙げ、「あの頃私は小学生で、東京タワーが出来上がるのを見ていた世代なんですが、映画を見ると『嘘つけっ』と言いたくなる。あの映画を作った若い世代に対する嫉妬と、映画に雇ってもらえなかった無念で、この番組の中で戦後の昭和を見てきた思いを語りたいと思っています」と笑い混じりに語った。

 第1回のテーマは、昭和の歌姫「美空ひばり」。今後のラインナップには「駄菓子屋」「東京タワー」などが上がっている。武田は「作詞家の阿久悠さんや同・星野哲郎さんを取り上げてみたい。当時、ヒット曲をヒット曲でつぶすような名誉と意地をかけた壮絶な戦いから昭和を代表する1曲をたどっていけたら」と期待を寄せた。

 語り相手を務めるのは、同局の須黒清華アナウンサー(28)は、「昔から『101回目のプロポーズ』や『金八先生』を観ていたので、ご一緒できるなんて信じられない」と感激を隠せずにいた。昭和59年(1984年)生まれで、平成の時代に育った世代の代表として須黒アナは「昭和のいいところも悪いところも勉強させていただいて、これからの日本を担っていく一人としての感想を伝えていけたら」と抱負を語っていた。

関連写真

  • BS JAPAN『昭和は輝いていた』合同取材会に出席した武田鉄矢 (C)ORICON DD inc.
  • 和やかな撮影現場の様子 (C)ORICON DD inc.
  • BS JAPAN『昭和は輝いていた』合同取材会に出席した(左から)武田鉄矢、須黒清華 (C)ORICON DD inc.
  • BS JAPAN『昭和は輝いていた』合同取材会に出席した須黒清華 (C)ORICON DD inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索