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松下奈緒、最強の嫁から“最凶”の女将へ 「京都ロケ楽しみ」

 女優の松下奈緒が4月スタートのフジテレビ系ドラマ『鴨、京都へ行く。』(毎週火曜 後9:00)に主演することがわかった。『ゲゲゲの女房』(NHK)、『早海さんと呼ばれる日』(同局系)で最強の嫁を好演した松下が、借金まみれの旅館を継ぐことになった“最凶”の新米女将を演じる。

フジテレビ系新ドラマでバリバリの財務省キャリア官僚から家業の旅館の女将へ転身する主人公を演じる松下奈緒

フジテレビ系新ドラマでバリバリの財務省キャリア官僚から家業の旅館の女将へ転身する主人公を演じる松下奈緒

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 松下が演じる主人公、上羽鴨(うえば・かも)は、東大卒の財務省キャリア官僚という“超”がつくエリート女子。鴨川が由来の名前と同じくらい忌み嫌ってきた、故郷・京都の名旅館「上羽や」の女将である母の急逝により、実家の旅館を継ぐ羽目になる。

 ところが、旅館は借金まみれだったことが判明。自分が経営すれば、すぐ上向きになると意気込んだものの、右も左もわからない女将家業にてんてこまい。母が築いた名旅館の評判も急降下し、従業員からは総スカンをくらってしまう。それでもめげずに持ち前の自意識過剰さと気の強さで乗り切っては、壁にぶつかることを繰り返しながら、奮闘する姿を描く。

 松下は「自分の選んだ道は正しいと突き進んできた鴨が、生まれ育った街に帰ることで、多くの壁にぶつかり、悩み、どう変わって行くのか…。演じることが今からとても楽しみです。また、オール京都撮影ということも楽しみにしています。鴨が成長していく姿を皆さんに見ていただけるようなパワーあふれるドラマにしたい」と意気込みを語っている。

 共演は、計算高くて頭のキレる外資系コンサルタントの金融マン、衣川周平役の椎名桔平。旅館経営がうまくいかない鴨の前に現れ、いがみ合い、だまし合い、足を引っ張り合いながら、共に旅館再建に挑む。ほかにも、般若のように厳しい仲居頭、堅物なのにどこか抜けている板長、イケメンだけど鴨に完全に子分として扱われてきた同級生、ライバル旅館の女将など、一癖も二癖もあるキャラクターが登場する。

 同局の編成企画担当・太田大氏は「鴨は悪役ではありませんが、上から目線で自分が違うと思ったことには容赦しない。人生で一度も誤ったことも謝ったこともなかった彼女が、自分の言いたいことを言い、信念を暴走気味に貫く姿を痛快に、それでも失敗の連続でプライドをずたずたにされる姿をほろ苦く、そこからだんだんと周囲の信頼を勝ち取りながらはい上がっていくさまを感動的に描いていきます」と話している。

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  • フジテレビ系新ドラマでバリバリの財務省キャリア官僚から家業の旅館の女将へ転身する主人公を演じる松下奈緒
  • 共演の椎名桔平演じる金融マンとタッグを組んで旅館再建にまい進するストーリー

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