元参院議員でプロレスラーの大仁田厚が、ホームヘルパー2級を取得し20日、都内で会見を行った。取得へのきっかけは「親父が介護を受けているので興味を持ちだした」といい、「ライセンスを取らなければ正式に介護の世界に入れない」と取得を決意したという。資格を得た大仁田は「ずっと(ジャイアント)馬場さんの付き人をしていたので、おかしな話ですが…アントニオ猪木さんの介護をしてみたい」と笑顔を見せた。 史上初の“ヘルパーレスラー”となった大仁田は、実習を受けていく中で「介護は力仕事。一生懸命働く人に対して、手を伸ばしていかないと駄目。介護に従事する人たちは、もっと(経済的に)豊かになっていいのでは」と主張。「介護という世界をもっと日の当たる場所に」と訴えていた。
2013/02/20