女優の前田敦子（21）が、4月スタートの関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『幽（かす）かな彼女』（火曜　後10：00）に、初の教師役で出演することが15日、わかった。AKB48を卒業後、初の連続ドラマで女優として本格始動。主演のSMAP・香取慎吾とドラマで初共演する前田は「お話をいただいてからずっと楽しみにしているんです。クランクイン前からもうワクワクです」と大はりきりだ。

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　同ドラマは、香取演じる超霊感体質の中学教師・神山暁と、女優・杏演じる元教師の地縛霊がコンビを組み、学校で起こるさまざまな問題に全力でぶつかっていく学園ラブコメディ。

　前田は、香取が担任する3年2組の副担任・河合千穂を演じる。生徒の悩みにも親身になって相談にのる理想の教師という表の顔と、実は教師という職業に対して何の理想も持っていないネガティブな裏の顔を持つ人物。新しく赴任してきた暁が少しずつ成長していく姿を目の当たりにして、彼女自身も教師として成長していく。

　「香取さんにはいろいろな番組でお世話になっていますが、とても気さくで、優しい方。香取さんのドラマは私が物心ついた時からずっと観てきたので、本当に夢のようです。香取さんのそばにいて、その背中を見つつ頑張りたいと思います」と、絶大な信頼を寄せた。

　フジの「火10」枠は、2007年10月期に放送された『スワンの馬鹿！』で前田が連ドラ初出演を果たした枠でもある。「だから本当にうれしくて！　あれからもう6年も経っているんですね」と感慨深げ。新たなチャレンジに向けて「今どきの女の子のリアルな部分を、先生という立場を通してお見せしたいですし、同性の方に共感してもらえるとうれしい」と準備万端だ。

　同僚の体育教師役に高島政宏、民間からきた元弁護士の副校長に真矢みきの出演も決定した。