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内山理名、大原麗子さんの自宅でドラマ撮影「女優像変わるかも」

 2009年に62歳で亡くなった大女優・大原麗子さんの生涯を女優・内山理名主演でドラマ化する『女優 麗子〜炎のように』(3月放送 テレビ東京系)。このほど、大原さんが暮らした都内の自宅で撮影が敢行された。撮影に入る前には、僧侶による読経供養が行われ、内山は「ご自宅で撮影できるなんてとてもありがたいこと。セットとは全然違った麗子さんが実際に暮らしていた気配が画面に出ると思う」と、ますます撮影に熱が入る。

大原麗子さんの自宅を借りて撮影を敢行した内山理名主演ドラマ『女優 麗子〜炎のように』(C)テレビ東京

大原麗子さんの自宅を借りて撮影を敢行した内山理名主演ドラマ『女優 麗子〜炎のように』(C)テレビ東京

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 閑静な住宅街に建つ大原邸は、歌手・森進一との2度目の離婚後に建てた家で、大原さんはこの家で晩年を過ごし、最期は一人で旅立った。白壁の美しい瀟洒な建物で、石貼りテラスや離れもある立派な邸宅。大きな扉の玄関と壁一面の靴箱、リビングはハウススタジオのように外光があふれる造りになっている。内山は「洗練されていて、無駄がない、とてもお洒落なお家」とうっとりしながらインテリアを眺めていた。

 同ドラマは、彼女の波瀾万丈の生涯と死の真実に迫った芸能リポーター・前田忠明氏の著書『大原麗子 炎のように』を原作に、大原さんの弟、大原政光氏の監修のもと、現代の独立した女性、離婚世代の女性たちも共有できる普遍的なドラマとして描く。

 1月28日にクランクインし、撮影も中盤を越えた。18歳から62歳までの大原さんを演じる内山は「年齢によって衣装とメイクで結構変わるので、助けられています。時間がたっぷりあるわけではありませんが、監督とディスカッションしながら余裕をもって撮影に臨めています」と、順調ぶりをうかがわせた。

 撮影が進むにつれて、内山自身の内面にも変化が生じているという。「心の中で思っていても、実際に言わない女優の心の叫びみたいなものがセリフになっていて、私自身が声に出した瞬間にハッと思ったり。『女優は役に魂を売って、命を削って』というセリフは、まさに麗子さんがそうだったと思うし、女優とはそういうものなのだと教わるところがあって、この作品がすべて終わった後に、私の女優像も変わるかもしれない」と話していた。

関連写真

  • 大原麗子さんの自宅を借りて撮影を敢行した内山理名主演ドラマ『女優 麗子〜炎のように』(C)テレビ東京
  • 大原麗子さんの自宅のインテリアもそのまま使用して撮影した(C)テレビ東京
  • 撮影前の読経供養の模様(C)テレビ東京

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