歌手の坂本冬美が29日、東京・渋谷のNHKホールで『第63回NHK紅白歌合戦』のリハーサルに臨んだ。来年2月20日にさくらももこ作詞・宮沢和史作曲の新曲「花はただ咲く」を発表する坂本は「普遍的なことを歌った曲です」と紹介。「（世の中）いろいろあるけれど、やっぱり1番は愛だよねっていう歌」と明かし、「楽しみですね。1年のスタートとして」と期待を込めた表情で語った。

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　さくらが7年間温めた詩だという同曲。坂本曰く「心に刺さる曲で、カラオケでもノリノリで歌える」曲調と期待を込める。

　5度目の紅白は、歌唱曲「夜桜お七」を披露することにちなみ、桜の刺繍が入った着物で登場予定。「色はシンプルに白と黒。照明でうまくお花の刺繍が浮かびあがればいいけれど…」と不安げで「今年は（紅白の出場が）ないだろうとは思っていたので、桜の衣装を用意していませんでした。出場が決定して、慌てて着物屋さんに行った」と喜びながら明かした。

　『第63回NHK紅白歌合戦』は「ニッポンラララ♪　歌で会いたい。」をテーマに、31日午後7時15分から11時45分まで総合・ラジオ第1で放送（途中5分間、ニュースで中断あり）。これまでの対戦成績は紅組29勝、白組33勝。