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松坂桃李は裕次郎似? まき子夫人「似ている。品格がある」と絶賛

 俳優の松坂桃李が28日、都内で行われた『第25回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞』授賞式に出席し、裕次郎さんの妻・まき子夫人から大絶賛された。石原裕次郎新人賞を受賞した松坂は「またここに立てるように精進したい」と瞳をうるませながらあいさつ。まき子夫人は「裕次郎さんと出会った時と印象が似ている。品格がある」と賛辞を送った。

『第25回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞』で石原裕次郎新人賞を受賞した松坂桃李(中央左)を石原まき子夫人(中央右)が絶賛。橋本愛(左)と高良健吾(右)が祝福に駆けつけた (C)ORICON DD inc.

『第25回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞』で石原裕次郎新人賞を受賞した松坂桃李(中央左)を石原まき子夫人(中央右)が絶賛。橋本愛(左)と高良健吾(右)が祝福に駆けつけた (C)ORICON DD inc.

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 今年一躍ブレークを果たし、映画『ツナグ』『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』での演技が認められた松坂は「このような賞、うれしく思う。新人賞を獲れたこと、この場に立っていられることは、2作品のおかげ」と真摯に語り、喜びを噛み締めた。

 『ツナグ』で共演し、助演女優賞を受賞した樹木希林が見つめるなか、松坂は「樹木さんが『若いうちに賞なんか獲るもんじゃない』とおっしゃっていて、確かにそうだなと。若いうちに獲ると、自分を見失いやすくなると思う」と記念盾を胸に抱き、「これから自分への期待値として、選んだ皆さんの激励を受けて、活かすも殺すも自分次第と思い、またここに立てるように精進したい」と気を引き締めた。

 今後の映画界を引っ張っていくであろう若き才能を目の当たりにし、まき子夫人は「裕次郎さんに品格があると言うのは、私としてはおこがましいけれど、(松坂さんは)品格がある方」と、松坂に期待を込めていた。プレゼンターには昨年受賞者・高良健吾、花束贈呈には橋本愛が駆けつけて祝福した。

 同授賞式は故・石原裕次郎さんの誕生日にちなんで毎年12月28日に開催。周防正行監督の『終の信託』が作品賞を受賞したほか、監督賞を『鍵泥棒のメソッド』の内田けんじ監督、主演男優賞を高倉健、主演女優賞を吉永小百合、助演男優賞を森山未來、助演女優賞を樹木希林、新人賞を武井咲、外国作品賞を『最強のふたり』、石原裕次郎賞を『あなたへ』(降旗康男監督)がそれぞれ受賞した。今年5月に亡くなった映画監督の新藤兼人さんには特別賞が贈られた。

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  • 『第25回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞』で石原裕次郎新人賞を受賞した松坂桃李(中央左)を石原まき子夫人(中央右)が絶賛。橋本愛(左)と高良健吾(右)が祝福に駆けつけた (C)ORICON DD inc.
  • 映画『ツナグ』に出演した樹木希林(中央)が助演女優賞、松坂桃李(右)が石原裕次郎新人賞を受賞した。左は昨年の助演女優賞、加賀まりこ (C)ORICON DD inc.

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