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2012年の映画興行のふたつの特徴、明暗がわかれた話題作&期待作、洋画をとりまく厳しい環境――映画ジャーナリストの大高宏雄氏が2012年の映画シーンを独自の視線で綴る。 2012年の映画界の特徴は、映画興行に関する限り“一部テレビ局映画の好調さ”と“アニメの新展開”のふたつにおおよそ分けられると思う。前者が、フジテレビが中心になって製作した3本、『BRAVE HEARTS 海猿』『テルマエ・ロマエ』『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が、邦画と洋画を合わせた作品別興収の上位3位内に入ったこと。後者は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』や『おおかみこどもの雨と雪』が上位を占め、さらにトップテン以外の他のアニメにおいても、ユニーク極まる興行展開を見せたことが、それぞれ挙げられる。

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