映画監督・山田洋次(81)の監督生活50周年記念映画『東京家族』の完成披露試写会が12日、都内で行われた。昨年の東日本大震災の影響で撮影が1年延期され、ついに完成。山田監督は舞台あいさつで「完成披露試写会を迎えられて、僕にとって特別の感慨があります。ようやくこの日がきたなという思い」と思いをにじませ、蒼井優が「実家に帰ってきたようなほっとした感じがある」と紹介すると「うまいこと言うなぁ」と感嘆の声を上げた。
山田監督の81本目となる同作は、この日生誕110周年を迎えた故・小津安二郎監督の『東京物語』をモチーフに、2012年の現代の家族を描く物語。落語家の林家正蔵は「ご存知のとおり、僕はとても濃い家族の中で育ちました。家族って本当にいいなって思いました。親孝行したいな、家族を大事にしたいなって気持ちでいっぱいになると思います」とアピールした。
劇中には平山家の父と母、長男夫婦、長女夫婦、次男カップルの4組が登場。橋爪功(71)は「吉行さんとは映画では3度目の夫婦役。改めて夫婦をやるっていうより、まんまやれた。撮影が終わったらつい吉行さんと一緒に帰りそうになっちゃって」と苦笑。吉行和子(77)も「長年連れ添った夫婦って感じがうまく出て、古女房と思われてたのか、空き時間にちっとも話しかけてくれなくて。ほっとかれました」と茶目っ気たっぷりに語った。
この日が52歳の誕生日の西村雅彦は、キャスト・客席一体となってサプライズでお祝いされ「小津さんと同じだってことを覚えていたので、うすうす感づいてはいました。今日のことはしばらく忘れません」と照れまくり。妻夫木聡は「さっき打ち合わせの時に『妻夫木さんニアミスでしたね』って言われて、あす俺の誕生日だってことを思い出した。祝ってもらえないっていう、惜しいところが僕らしい」としょんぼりすると、急かされたように客席から大きな拍手を浴びていた。
舞台あいさつにはほかに夏川結衣(44)、中嶋朋子(41)が登壇した。映画『東京家族』は来年1月19日(土)より全国で公開。
山田監督の81本目となる同作は、この日生誕110周年を迎えた故・小津安二郎監督の『東京物語』をモチーフに、2012年の現代の家族を描く物語。落語家の林家正蔵は「ご存知のとおり、僕はとても濃い家族の中で育ちました。家族って本当にいいなって思いました。親孝行したいな、家族を大事にしたいなって気持ちでいっぱいになると思います」とアピールした。
劇中には平山家の父と母、長男夫婦、長女夫婦、次男カップルの4組が登場。橋爪功(71)は「吉行さんとは映画では3度目の夫婦役。改めて夫婦をやるっていうより、まんまやれた。撮影が終わったらつい吉行さんと一緒に帰りそうになっちゃって」と苦笑。吉行和子(77)も「長年連れ添った夫婦って感じがうまく出て、古女房と思われてたのか、空き時間にちっとも話しかけてくれなくて。ほっとかれました」と茶目っ気たっぷりに語った。
この日が52歳の誕生日の西村雅彦は、キャスト・客席一体となってサプライズでお祝いされ「小津さんと同じだってことを覚えていたので、うすうす感づいてはいました。今日のことはしばらく忘れません」と照れまくり。妻夫木聡は「さっき打ち合わせの時に『妻夫木さんニアミスでしたね』って言われて、あす俺の誕生日だってことを思い出した。祝ってもらえないっていう、惜しいところが僕らしい」としょんぼりすると、急かされたように客席から大きな拍手を浴びていた。
舞台あいさつにはほかに夏川結衣(44)、中嶋朋子(41)が登壇した。映画『東京家族』は来年1月19日(土)より全国で公開。
コメントする・見る
2012/12/12