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『ゴーイングマイホーム』制作秘話 クーナは山ガールの忘れもの

 現在放送中の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ゴーイング マイ ホーム』(毎週火曜 後10:00)の脚本・監督・編集を手がける是枝裕和監督と、同作に登場する小さな生き物“クーナ”の生みの親、イラストレーターの大塚いちお氏のトークイベントが9日、都内のカフェで行われた。

フジテレビ系ドラマ『ゴーイングマイホーム』の是枝裕和監督とイラストレーターの大塚いちお氏のトークショーの模様(C)関西テレビ

フジテレビ系ドラマ『ゴーイングマイホーム』の是枝裕和監督とイラストレーターの大塚いちお氏のトークショーの模様(C)関西テレビ

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 “クーナ”誕生について大塚氏は「監督が『妖精なんだけど神格化されてない方がいい』と言うので、山ガールたちが忘れていったファスナーやボタン、靴ひもを集めてきて、『かっこいいじゃん!』『これを守り神にしよう!』と身につけてしまうような感じがいいと思った。ジッパーを首からぶら下げているようなスケッチを描いて送ったら、監督から『ジッパーをプルトップに変えるのはどうですか?』と言われて、変えたんです」と裏話を披露した。

 是枝監督も「小さい生き物が出てくる物語にコロボックルは避けて通れない。最初は北海道でやろうと思ってロケハンまでしたんです。でも、遠いということもあって…」と苦笑いし、コロボックルがいそうな北海道、沖縄、長野の候補の中から東京に一番近い長野がロケ地に決まったいきさつを話した。

 主演の阿部寛とYOUが演じる姉弟のシーンについては「最初は台本に書いてあるんだけど、掛け合いがエスカレートしていくところまでは書いてないんです。ああいう時のYOUさんはすばらしいね。そして、だんだん何も言えなくなってくる阿部さん…(笑)。あの2人のシーンは撮っていて本当に楽しい!」と、大方の予想どおり、ほとんどアドリブで演じていることも明かしていた。

 同ドラマは、コロポックルなど実在する小人伝説からヒントを得て生まれた“クーナ”というドラマオリジナルの小さな生き物の存在を通して、「世界は見えるものだけでできているんじゃない」と、自然との共生の大切さや夢、愛、人と人の絆の温かさを描くホームドラマ。共演に山口智子宮崎あおい西田敏行ら。今夜11日放送の第9話はクーナ探しのイベントが長野で開かれ、物語のクライマックスを迎える。最終回は18日放送。
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