今年8月に舞台のセリから奈落に転落し、大けがを負った歌舞伎俳優の市川染五郎が25日、京都市内で行われたNHK・BS時代劇『妻は、くノ一』(来年4月放送)で仕事に復帰した。染五郎は「きょうから役者としての仕事が再開しました。この日を迎えられたこと、皆さんに迎えていただいたことに感謝しております。新たに身を引き締めて取り組みたいと思っています」と意気込んだ。 同作は、風野真知雄氏の同名小説(角川文庫)が原作。舞台は江戸時代後期。染五郎扮する平戸藩の侍・雙星彦馬は三度の飯より星を見るのが好きな変わり者。彼は美しい新妻・織江を迎えるが、わずかひと月で新妻は失踪。実は、織江は幕府が平戸藩の密貿易を疑い送り込んできたくノ一だった。互いに惹かれあいながらも会うことを許されない彦馬と織江のラブストーリーが繰り広げられる。
2012/11/26