俳優の松山ケンイチ(27)が21日、都内で行われた初主演舞台『遠い夏のゴッホ』の制作発表会見に出席。NHK大河ドラマ『平清盛』終了後、自身初舞台で演じるのは恋のために戦うセミ役。「自分なりに全力でこの役と向き合っていきたいと思います」と意気込んだ。また妻で女優の小雪は第2子妊娠8ヶ月。報道陣から「お二人目ご懐妊おめでとうございます」など声がかかったが、ぎこちなく頷くのみだった。 役者デビュー11年目で初舞台を踏む松山は「右も左もわからない状態で演技することに対しては緊張しているんですけど、作品に関しては期待と楽しみしかないです」とキッパリ。道に転がるセミや部屋で遭遇するゴキブリなど、自分に向かって飛んでくる虫たちは「命を燃やしてるって表現が自分の中のイメージ。普段生活してる中では絶対に出てこない炎が見える」といい、自身も「演技してるときにそういう感覚に陥る瞬間ある」と共感する部分があると話した。
2012/11/20