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妻夫木聡、自らの主演作で男泣き「命懸けの重い映画です」

 俳優の妻夫木聡が3日、都内で行われた映画『黄金を抱いて翔べ』の公開初日舞台あいさつに登壇。「こんな骨太な映画があるのかと、自分で自分の出た映画を観て泣いてしまった。撮影中から一人ひとり手ごたえを感じて、命を懸けてやってきました」と感慨深げに話した。6人の男たちによる、銀行に眠った240億円の金塊強奪作戦を描く同作にちなみ、登壇した7人はそれぞれ1キロ、合計約3220万円の金地棒を手に写真撮影に応じ、口々に「重いです。重い映画ですから」としっかり握りしめた。

妻夫木聡 (C)ORICON DD inc.

妻夫木聡 (C)ORICON DD inc.

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 「唯一の普通の男」などと役柄を紹介され笑いの起こる客席に、桐谷健太は「なんで笑いが起きたのかわからないけど、皆さんの笑顔が見たくてここに来たんです」とニッコリ。井筒和幸監督はこだわった点を「そりゃあ全部です。久しぶりのこんなスター映画で手を抜いたわけじゃない。最近は吉本(芸人)や『パッチギ!』の連中(塩谷瞬、沢尻エリカ)ばっかりで」と、同作にも出演した桐谷を「この人は一番優秀。主席卒業生ですよ」と褒めた。

 おすすめのワンシーンを問われた桐谷は「証明写真機の中で着替えたときのパンツの柄。あれをもらってときどき履いてます」と自信をのぞかせ、西田敏行も「公園を掃除するときの竹ぼうきの位置と、遠くに妻夫木くんを発見するときの目線。集中しました」とアピール。上演後の舞台あいさつとあり、沸く客席に「あ、もう1回観たくなったね?」としたり顔を浮かべていた。

 舞台あいさつにはほかに浅野忠信溝端淳平チャンミン東方神起)が登壇した。

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  • 妻夫木聡 (C)ORICON DD inc.
  • 桐谷健太 (C)ORICON DD inc.
  • (写真左より)井筒和幸監督、溝端淳平、桐谷健太、妻夫木聡、浅野忠信、チャンミン(東方神起)、西田敏行 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『黄金を抱いて翔べ』公開初日舞台あいさつを行った浅野忠信 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『黄金を抱いて翔べ』公開初日舞台あいさつを行った溝端淳平 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『黄金を抱いて翔べ』公開初日舞台あいさつを行ったチャンミン(東方神起) (C)ORICON DD inc.
  • 映画『黄金を抱いて翔べ』公開初日舞台あいさつを行った西田敏行 (C)ORICON DD inc.
  • 映画『黄金を抱いて翔べ』公開初日舞台あいさつを行った井筒和幸監督 (C)ORICON DD inc.

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