俳優の谷原章介と女優の芦名星が18日、東京・渋谷のNHK放送センターでスペシャルドラマ『償い THE UNFORGIVEN』の完成試写会に出席した。意外にも連続ドラマ初主演の谷原は「スタッフ、共演者のみなさんのおかげで(主演を)全うできた」と感謝。家族を亡くした絶望からホームレスになる役どころに「9キロ減量して、撮影中も重い足取りや疲れた感じを出そうと3キロのウエイトをつけていた」と体を張った。それでも、「撮影が終わってから左ひざがおかしいというか、軽くて調子悪い。無理はいけないな」とやりすぎも反省していた。
減量法につい谷原は「7月後半まで『負けて、勝つ』(同局)で白洲次郎を演じていて、この作品に入るまで1週間しか時間がなかった。3日間断食して1日食べて、2日間断食して1日食べて、1日断食して6〜7キロ落ちました。撮影中も炭水化物を摂らずに野菜だけで過ごしました」と明かし、「体に良くないので真似しないで下さい」と念を押した。
芦名は同作で1人2役に初挑戦。「キャラクターに接点がなかったので、うまく切り替えられた」と手応え。歩道橋から飛び降り自殺を図ろうとするシーンでは、実際の歩道橋で命綱をつけて撮影するなど、芦名も体を張ったが「私、そういうの大好きで、楽しかった」と笑顔で語り、肝の座った一面を見せていた。
同作は、映画『東京タワー』(2005年)の源孝志監督が、矢口敦子氏の同名小説(幻冬舎文庫)をドラマ化。主人公のエリート脳外科医が、家庭を顧みず、息子を病死させた上に妻も自殺。絶望して世捨て人となり、ホームレスとして流れ着いた街で、連続殺人事件が発生する。事件の謎を追う緊迫した展開の中で、主人公の業と心の死を描き、人間の尊厳や生きる希望への問いかけを浮かび上がらせる。
スペシャルドラマ『償い』はBSプレミアムで11月17日より毎週土曜午後10時より放送。全3回。
減量法につい谷原は「7月後半まで『負けて、勝つ』(同局)で白洲次郎を演じていて、この作品に入るまで1週間しか時間がなかった。3日間断食して1日食べて、2日間断食して1日食べて、1日断食して6〜7キロ落ちました。撮影中も炭水化物を摂らずに野菜だけで過ごしました」と明かし、「体に良くないので真似しないで下さい」と念を押した。
芦名は同作で1人2役に初挑戦。「キャラクターに接点がなかったので、うまく切り替えられた」と手応え。歩道橋から飛び降り自殺を図ろうとするシーンでは、実際の歩道橋で命綱をつけて撮影するなど、芦名も体を張ったが「私、そういうの大好きで、楽しかった」と笑顔で語り、肝の座った一面を見せていた。
同作は、映画『東京タワー』(2005年)の源孝志監督が、矢口敦子氏の同名小説(幻冬舎文庫)をドラマ化。主人公のエリート脳外科医が、家庭を顧みず、息子を病死させた上に妻も自殺。絶望して世捨て人となり、ホームレスとして流れ着いた街で、連続殺人事件が発生する。事件の謎を追う緊迫した展開の中で、主人公の業と心の死を描き、人間の尊厳や生きる希望への問いかけを浮かび上がらせる。
スペシャルドラマ『償い』はBSプレミアムで11月17日より毎週土曜午後10時より放送。全3回。

2012/10/18