女優の瀧本美織が1日、都内で行われた主演ドラマ『パーフェクト・ブルー』（毎週月曜　後8：00　TBS系　※8日スタート）の制作発表会に出席した。同作は作家・宮部みゆきの長編デビュー作を設定変更したミステリー。探偵事務所の調査員を演じる瀧本は、あえて物語の先を知らずに役づくりなしで臨んでいるといい、「ミステリーは苦手で、観ていていつも犯人が当てられない。推理の段階で挫折したり。ちょっと頑張りどころですね」と笑わせた。

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　瀧本と同じく調査員を演じる根岸季衣は「事件を起こす側の役が非常に多かったんですが、今回は解決する側ということで本当に嬉しい」と笑わせ、事務所の面々が通うバーのマスター役の寺脇康文は「影のある謎の多い男役なのでわかりやすく帽子をかぶってみました。本当はルパンが好きだけど次元気分で」とご機嫌に語った。

　お笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子は、探偵に依頼したいことを聞かれ「相方のことを調べてほしい」といい、「四六時中一緒にいるから知ってるつもりなんですけど、実は彼氏がいたらどうしようって怯えてる。一人身でいてほしい」と大真面目に語っていた。

　過去にドラマ化や映画化もされた原作の設定を変更し、今作では女性ばかりの探偵事務所に調査員として務める主人公・蓮見加代子（瀧本）と元警察犬・マサ（声・船越英一郎）のコンビが繰り広げる謎解きを1話完結で描く。