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橋本愛、心をこじ開けられてつかんだ新境地

 映画『ツナグ』(10月6日公開)で演じた、心に渦巻く激しい感情をむき出しにする女子高生役が話題になりそうな女優・橋本愛。怒り、悔恨、悲哀……心の底から湧き上がるような感情が、観る者に突き刺さるように伝わってくる。そんな演技をみせた16歳の橋本は、その撮影現場を「心に手を突っ込まれてこじ開けられた」と語る。

 橋本は、ファッション誌のモデルとして活躍後、2009年に女優デビュー。2010年に大ヒットした衝撃作『告白』への出演が話題になり、その後、多くの映画に出演。2012年は、『HOME 愛しの座敷わらし』『貞子3D』『スープ』『アナザー Another』『桐島、部活やめるってよ』など大作への出演・主演が続いている。そんな橋本だが、これまでの作品で演じてきたほとんどの役が、感情の起伏が少ない等身大の女子高生。そのままの自身を投影したかのような役柄が多かった。そうしたなかでみせたのが今回の演技だ。明らかにこれまでとは異なる橋本の姿、何かが変わったと思わせる見事な演技に驚かされる。

 この『ツナグ』の撮影現場を経た後の橋本は、それまでとは別人のような自信に満ちている。もともとどこか達観したような、年齢のわりに落ち着いていて、しっかりした雰囲気があった橋本だが、今はそれに加えて内面からのにじみ出る輝きがある。すでに多くの関係者から、この作品での演技への評価の声が上がっているが、それについてはうれしそうな顔をみせるが、驚きはしない。「『あそこまで出し切ったんだから』という不思議な自信があるんですよね。それは決しておごりとかではなくて。当然、ダメだと思う方もいるかもしれないけど、そう思われたとしても、私のなかでは悔いはないっていう確信があります」。飾らず、謙遜するでもなく、素直な思いを真っ直ぐに語ってくれる。

 自らの限界と向き合いながらお芝居に臨んだからこそ得られた自信。『ツナグ』は、まさに新境地となった作品であり、橋本の新たなスタートになることだろう。「本当の意味で“一生懸命になること”を教えていただいたような気がします。人生とか命をかけてお芝居、お仕事をする。そのことにやっと気づけました」。その穏やかで落ち着いた調子で発する言葉は、まわりの声に惑わされることも、へんに勘違いすることもないだろうという、この先の女優としてのさらなる成長への期待感を膨らませてくれる。

 そんな橋本の女子高生としての素顔は、役柄の嵐美砂のように人前で感情を表に出すことはまずないという。「もしそんなことがあったとしたら、それは相当末期の状態ですね(笑)」。普段まわりの友人によく言われることは「意外とちゃんと考えている」だそう。

映画『ツナグ』豪華メインキャストのリレーインタビュー連載
⇒ 第1回:橋本愛『私のなかにもある“後悔”や“悲しみ”』
⇒ 橋本愛に芸人が直撃!動画インタビュー『無理です…“橋本愛あるある”を披露!?』


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