フリーアナウンサーの西尾由佳理が、MCを努めるABC・テレビ朝日系『ヒットの泉〜ニッポンの夢ヂカラ！〜』（毎週日曜　前9：30）の企画で、過去に同番組が紹介したモノづくりの現場を訪れ、弟子入り体験。番組としても初めての試みで、オリジナルの黄色いレインブーツとウェディングケーキ作りに挑戦している。西尾アナはプロの技のすごさを身をもって伝えるほか、驚異的な集中力で職人を感心させ、意外な才能も発揮する。この模様は26日に放送される（一部地域にて放送日時が異なる場合あり）。

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　同番組は、さまざまなヒット商品、人気商品、定番商品の「生みの親」である経営者や技術者にスポットをあて、その驚くべきアイデアや技術力を紹介する番組。今回、西尾アナが“弟子入り”したのは、6月24日に放送された、女性に人気のレインブーツをつくる会社「ウッドヴァリ」（東京都葛飾区）と、6月10日に放送されたすべて食べられる生のウェディングケーキを年間7000台も手がける洋菓子店「アニバーサリー」（東京都港区）。

　「ウッドヴァリ」では、2代目森谷英司社長 (50)の厳しい指導を仰ぎ、すべての作業に悪戦苦闘。「生地を貼り付ける作業など見ていると簡単そうに思えたのですが、実際にやってみると大変難しかった。森谷社長は『うちは全て手作りなので優しくやってあげないとダメなんですよ』と仰っていましたが、実際に体験してみてその言葉を実感しました」。

　そこで西尾アナは「ここまでは練習ということで…」と気合を入れ直し、もう一度初めから新たに作り直すことに。すると今度は先ほどとは打って変わって、かなり良い出来栄え。森谷社長からも「2足目にしてウッドヴァリの社員に近づいてきました」と褒められ、西尾自身も「（私って）カンがいいですね（笑）。上出来です！」と満足げな様子を見せる。

　一方、「アニバーサリー」ではオーナーシェフの本橋雅人さん(53)と共に、実際の結婚式で使用されるケーキを作ることに。「一生に一度の大事な結婚式に届けるケーキを作るんですから責任重大ですね」と西尾アナも気合が入った。100個の生卵を割る作業では、ほかの従業員の助けを借りたが、「シュガークラフト作り」では、本橋シェフが「文句のつけようがないほどいい感じです」と絶賛するほど、意外な才能を発揮する。

　西尾アナは「普段お菓子作りをしないので、最初はどうなるのかわからなかったのですが、自分でも予想以上に上手くできて、とても楽しかったです。スタッフにも『予想以上の出来でした』と言われて…、私そんなに不器用だと思われていたのかしら（笑）」と、余裕を見せていた。