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伊藤歩&青柳翔主演映画、モントリオールへ正式出品

 女優・伊藤歩と劇団EXILEの青柳翔がW主演を務める映画『渾身 KON-SHIN』が、カナダで開催される「第36回モントリオール世界映画祭」のフォーカス・オン・ワールドシネマ長編部門へ出品されることが決定した。島根県の古典相撲をテーマに家族や地域との絆を描き、風土と文化、隠岐の美しさを盛り込んだ同作のメガホンを執った錦織良成監督は「日本の心が伝わると嬉しい」と、海外での上映を心から喜んでいる。同映画祭では滝田洋二郎監督が『おくりびと』で最優秀作品賞を受賞して以来、日本特有の文化や情景美が高く評価されてきただけに、同作にも大きな期待が寄せられる。

「第36回モントリオール世界映画祭」への正式出品が決定した映画『渾身 KON-SHIN』

「第36回モントリオール世界映画祭」への正式出品が決定した映画『渾身 KON-SHIN』

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 同映画祭に参加決定の知らせを受け、伊藤は「日本の美しき文化が海外に響き渡ったら嬉しい!」と手放しで大喜び。「隠岐諸島は、古き良き日本の文化や風習、人々の関わりが色濃く残っている本当に美しい島です」と力を込める。青柳も「スタッフ・キャスト、そして島の皆が愛した作品を世界中の人達に見てもらえて嬉しい」と、上映を心待ちにしている。最後に錦織監督は「日本人として日本を誇りに思えるような映画を、との強い思いで制作しました」と作品への想いを明かした。

 同作は病死した前妻が残した娘・琴世と夫・英明(青柳)の3人で、隠岐諸島で暮らす多美子(伊藤)たちの物語。隠岐の水若酢神社で20年に一度開かれる古典相撲大会に挑む夫と、彼を支える家族の心の機微を描く。2013年1月5日に舞台となった島根県・山陰地区にて先行公開。翌週12日より全国公開。

 今年は同映画祭・同部門に安藤さくらと井浦新が出演する『かぞくのくに』、また今年で3年連続となる窪田将治監督の青春映画『僕の中のオトコの娘』なども正式出品が決定しており、日本映画の動向に大きな注目が集まりそうだ。

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