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Chara、長編アニメ映画の声優初参加 『伏 鉄砲娘の捕物帳』主題歌も担当

 デビュー20周年の歌手・Charaが、アニメ映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』(10月20日公開)の主題歌を手がけるほか、声優としても参加することが20日、明らかになった。テレビやルミネのCMキャラクター「ルミ姉」の声を担当したことはあるが、長編アニメーション映画の声優は初となる。Charaは、晩年の滝沢馬琴を口述筆記で支え、ともに「南総里見八犬伝」を作り上げた滝沢家の嫁・お路(滝沢馬琴の息子の妻)役で、キャラクターとしても映画を盛り上げる。

映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』のお路役(下)の声優と主題歌を担当するChara(C)桜庭一樹・文藝春秋/2012映画「伏」製作委員会

映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』のお路役(下)の声優と主題歌を担当するChara(C)桜庭一樹・文藝春秋/2012映画「伏」製作委員会

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 主題歌は、同作のために書き下ろした新曲「蝶々結び」。どんなシーンに曲を流すのか、宮地昌幸監督とも話し合いながら完成させたという。Charaは「原作を読んで、監督からの熱意や想いを受け取って、自分の中にある主人公と重なるところを膨らませていきながら作りました。切なくて、初めての恋に似合うメロディーと言葉が調和できたと思っています」と自信をのぞかせた。

 完成した宮地監督も「『蝶々結び』は乙女の祈り。Charaさんにお願いした主題歌は、羽音のように柔らかく、光に溶け、空から降ってきました」と絶賛している。

 同作は、江戸時代の長編伝奇小説の古典「南総里見八犬伝」を原作に、直木賞作家・桜庭一樹氏が新たな解釈を加えて綴った小説『伏 贋作・里見八犬伝』(文藝春秋刊)のアニメ映画化作品。架空の水上都市・江戸を舞台に繰り広げられる、人と犬の血をひき、人に化けて暮らす<伏−ふせ−>をめぐる物語。

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