女優・榮倉奈々（24）が16日、都内で行われた20日スタートの主演ドラマ『黒の女教師』（毎週金・後10：00〜　TBS系）の制作発表会に出席した。司会進行は同局の田中みな実アナウンサー（25）が務めたが、登壇者を一人紹介し忘れたり、ちょっとズレたコメントを連発。生物教師役を演じる白衣姿の榮倉が役柄の決め台詞「愚か者〜！」と冗談交じりに一喝する場面もあった。

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　会見では終始マイペースな田中アナに登壇者一同がたじたじ。成長過程で他のキャストより身長が低い杉咲花（14）が「皆さんとの身長差を縮められるように頑張ります」とあいさつすると「成長期ですから、きっと伸びると思います」。市川実日子（34）が「緑山スタジオの蚊をどうにかしてほしい」と言うと、「蚊取り線香をたきましょう」。田中アナにスルーされた中条あやみ（15）は「存在感がなくてすみません」と切り返して笑いを誘った。

　同ドラマでは、いじめに不純異性行為、大麻や脱法ハーブなど、現代の高校生を取り巻く現実の一端に触れ、正論だけでは解決できない問題を浮き彫りに。“お金”と引き換えに問題を解決する3人の女教師たちを通して人間の本質に迫りながら、同世代の若者から大人まで楽しめるエンターテインメントを目指す。

　初の教師役に挑む榮倉は、「さまざまな教育的問題があることを知ってもらうのと同時に、悪とは何か、善いこととは何かを考えるきっかけになれば」と抱負を語った。会見にはほかに、生徒役の松村北斗（ジャニーズJr.）、千葉雄大、大野いとらが出席した。