新作が出るたびにベストセラーとなる人気作家・東野圭吾。彼の初期作品集である『犯人のいない殺人の夜』『怪しいひとびと』『あの頃の誰か』(光文社文庫)より厳選した傑作短編小説11話を、11人の“主演”を迎えてドラマ化する『東野圭吾ミステリーズ』(毎週木曜 後10:00)が、5日よりフジテレビ系でスタートする。小説だけでなく、映像化作品としても人々の心をつかむのはなぜか? フジテレビ編成制作局ドラマ制作センターの小池秀樹プロデューサーに聞いた。
ドラマの制作サイドから見た東野原作の魅力について、小池プロデューサーは次のように語る。「キャラクターもストーリーの設定も面白くて、トリックも巧妙な極上のミステリーであるとともに、ほかとはひと味違う人情味にあふれた人間ドラマがあり、親近感が持てる。だからでしょうか、小説を読みながら、その光景が目に浮かんでくる。多くの読者も同じ感覚を味わっているのではないでしょうか」。
小説が映像化しやすいことと、映像化作品が成功することは必ずしもイコールではないが、東野原作の場合は映像化作品にもハズレがない。映像化しやすい作家とも思われがちだが、小池プロデューサーによれば、「東野さんから映像化の許可をもらうためのハードルは、かなり高いと思います。小説が売れているからといった安易な企画は通らない。私たちの企画も1年がかりで準備してきました」と話す。
『東野圭吾ミステリーズ』は、東野氏の初期の短編作品に「時間が経っても古くなってないし、むしろ普遍的に見える」と着目し、アンソロジー形式で連続ドラマ化する、いままでにない切り口、手法の企画になっている。中井貴一がナビゲーターとして毎週登場するほかは、1話完結の各話の主人公を唐沢寿明、松下奈緒、観月ありさ、反町隆史、長澤まさみ、坂口憲二、戸田恵梨香、三浦春馬、広末涼子、鈴木京香が週替わりで演じる。小池プロデューサーは「限られた時間、予算のなかで、シナリオ作りに時間を費やし、その分撮影は効率的に、かつ丁寧に作っています。手応えはあります」と自信をのぞかせていた。
同局の東野原作ドラマといえば、2007年に放送された『ガリレオ』(主演・福山雅治)がある。平均視聴率21.9%で、同年の全民放連ドラ第2位の視聴率を記録したのをはじめ、同ドラマのキャスト・スタッフによる映画化作品『容疑者Xの献身』(2008年)も興行収入49億円を超える大ヒットとなった。
昨年6月には今回の布石ともいえるスペシャルドラマを3週連続で放送。『11文字の殺人』(主演・永作博美)は16.0%、『ブルータスの心臓』(主演・藤原竜也)は16.0%、『回廊亭殺人事件』(主演・常盤貴子)は13.6%と、多くの視聴者の支持を得た。
今回の試みでは、完全犯罪をもくろむ本格ミステリーから、コメディータッチ、ホラーテイスト、そして、ヒューマンミステリーまで、バラエティ豊かに東野ワールドを展開。1話完結のストーリーだが、どれも甲乙つけがたい面白さ。多くの視聴者の心をつかむことができるだろうか。
ドラマの制作サイドから見た東野原作の魅力について、小池プロデューサーは次のように語る。「キャラクターもストーリーの設定も面白くて、トリックも巧妙な極上のミステリーであるとともに、ほかとはひと味違う人情味にあふれた人間ドラマがあり、親近感が持てる。だからでしょうか、小説を読みながら、その光景が目に浮かんでくる。多くの読者も同じ感覚を味わっているのではないでしょうか」。
『東野圭吾ミステリーズ』は、東野氏の初期の短編作品に「時間が経っても古くなってないし、むしろ普遍的に見える」と着目し、アンソロジー形式で連続ドラマ化する、いままでにない切り口、手法の企画になっている。中井貴一がナビゲーターとして毎週登場するほかは、1話完結の各話の主人公を唐沢寿明、松下奈緒、観月ありさ、反町隆史、長澤まさみ、坂口憲二、戸田恵梨香、三浦春馬、広末涼子、鈴木京香が週替わりで演じる。小池プロデューサーは「限られた時間、予算のなかで、シナリオ作りに時間を費やし、その分撮影は効率的に、かつ丁寧に作っています。手応えはあります」と自信をのぞかせていた。
同局の東野原作ドラマといえば、2007年に放送された『ガリレオ』(主演・福山雅治)がある。平均視聴率21.9%で、同年の全民放連ドラ第2位の視聴率を記録したのをはじめ、同ドラマのキャスト・スタッフによる映画化作品『容疑者Xの献身』(2008年)も興行収入49億円を超える大ヒットとなった。
昨年6月には今回の布石ともいえるスペシャルドラマを3週連続で放送。『11文字の殺人』(主演・永作博美)は16.0%、『ブルータスの心臓』(主演・藤原竜也)は16.0%、『回廊亭殺人事件』(主演・常盤貴子)は13.6%と、多くの視聴者の支持を得た。
今回の試みでは、完全犯罪をもくろむ本格ミステリーから、コメディータッチ、ホラーテイスト、そして、ヒューマンミステリーまで、バラエティ豊かに東野ワールドを展開。1話完結のストーリーだが、どれも甲乙つけがたい面白さ。多くの視聴者の心をつかむことができるだろうか。
2012/07/05