子役の加藤清史郎(10)が4日、都内で行われた劇団ひまわり創立60周年記念公演舞台『蒼い妖精とピノッキオ』の会見に出席した。トップ子役の一人として劇団を支える自覚を問われた加藤は「あんまりわからないけど……これからも頑張りたいです」と苦笑。自身初のストレートプレイにも「緊張するし7回しかないので貴重な公演だと思う。1回1回、本当に大切にしていきたいと思います」と意気込んだ。 劇中でリーダーシップを発揮する知恵の妖精を演じる加藤は「これまでミュージカルは歌があったけど今回はなくて、テンポが決まってないのでどのくらいの速さで喋ればいいのかが難しい」と苦戦を予想したが、難しい単語が並ぶ長せりふをスラスラと披露してみせた。劇団でもたびたび黄色い歓声を浴びるといい、先輩らに囲まれて「まだ僕は先輩じゃないですけど、そう言ってくれるのは嬉しいです」と照れまくっていた。
2012/07/04