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オードリー春日が時代劇初挑戦 “忠臣蔵”の主君・浅野内匠頭役

 人気お笑いコンビ・オードリー春日俊彰が、NHK・BS時代劇『薄桜記』に登場する赤穂藩主・浅野内匠頭役に抜てきされたことが3日、わかった。春日は時代劇初出演だが、「手ごたえは十分、違和感もないと思います」と自信満々。「数年後の大河の主役を狙って、NHKにあいさつ代わりです。お笑いにとどまらない、春日のネクストステージにご期待いただければ」と豪語する。

殿、ご乱心! NHK・BS時代劇『薄桜記』で浅野内匠頭を演じるオードリー・春日俊彰 (C)NHK

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 浅野内匠頭とは、「忠臣蔵」の発端になった江戸城・松の廊下で刃傷沙汰に及び、切腹させられた赤穂藩の三代目藩主。その死後も遺臣・四十七士が忠義を尽くした。たびたびドラマになる『忠臣蔵』では、さまざまな俳優たちが浅野内匠頭を演じてきた。NHKでは過去に東山紀之が大河ドラマ『元禄繚乱』(1999年)で演じたこともある。春日は「そうそうたる方々が演じてきた浅野内匠頭役をいただき光栄です。ドラマ出演の経験が豊富にあるわけではありませんが、時代劇を一度はやってみたかった」と本音も明かした。

 同ドラマは、ジェームス三木脚本の本格時代劇。赤穂浪士による吉良邸討ち入りの際に、吉良上野介の用心棒として立ち向かった一人の侍・丹下典膳(山本耕史)を主人公に描く、“裏忠臣蔵”のような物語。春日演じる浅野内匠頭の登場シーンは、松の廊下で吉良上野介(長塚京三)に何か叫びながら駆け寄り、小脇差しを抜いて斬りかかる1シーンのみ。

 春日起用の理由を制作統括の佐野元彦エグゼクティブ・プロデューサー(NHKエンタープライズドラマ番組部)は「坂本龍馬をどなたに演じていただくのか?ということに匹敵するほど大事な配役で、どなたでも良いというわけではありません。光と影の部分を併せ持ち、ある種、天才肌の『薄桜記』の浅野内匠頭。1シーンの登場だからこそ、瞬発力が必要でした」と語っている。

 BS時代劇『薄桜記』はBSプレミアムで7月13日スタート。毎週金曜午後8時より放送。春日は8月24日放送の第7回に登場する。

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  • 気合いと気迫のこもった表情を見せる春日(C)NHK
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