6月28日に腎盂(じんう)がんのため亡くなった俳優・小野ヤスシさん(享年72)の告別式が3日、東京・青山葬儀所で営まれ、約500人が参列した。親交深いドリフターズの加藤茶、作曲家の平尾昌晃らが弔辞を述べ、加藤は「いなくなって、心にポッカリ穴が開いてる。そっちはどう? (いかりや)長さんや荒井(注)さんいる? そっちでは仲良くしてね。いつかは俺も逝くから、大好きな麻雀しましょう」と最期の別れを告げた。
ドリフターズ加入以降、小野さんとは約50年の付き合いという加藤は「思慮深く、面倒見のいいあなたは、兄のような存在でした。大きな声で話してて、病気なんかする人じゃないと思ってた」と偲び、「俺がドリフに残るか、ドンキー(カルテット)に行くかで悩んだ時もアドバイスくれたね。あの時、感謝している。あの時があるから、今の俺がいる」と、公私共に兄貴分だった小野さんに感謝した。
昨晩の通夜で出演舞台先の名古屋から駆けつけた俳優・左とん平は、VTRで弔辞を残し「小野ちん、つらいよ。40数年間一緒にやってきて、お前が先に逝くのが。世の中おかしいような気がする」と悲痛な面持ちで遺影に語りかけていた。
愛のある毒舌で笑わせ、決して人に弱みを見せなかった小野さん。喪主で妻の小野芳子さんからは「12時間におよぶ手術、17クールにおよぶ抗がん剤の副作用で大変だった。家族のために1日でも長く生きようと信じていた」と、過酷な闘病生活が明かされた。
小野さんが虜になったエルヴィス・プレスリーの楽曲「Help Me Make It Through the Night」に乗せ、小雨が降るなか出棺された小野さん。長男の泰輔さんに託した遺言「笑顔で見送ってほしい」という願いどおり、西郷輝彦、清水アキラ、ドンキーカルテットの盟友・ジャイアント吉田ら多くの参列者に温かく見守られた。
ドリフターズ加入以降、小野さんとは約50年の付き合いという加藤は「思慮深く、面倒見のいいあなたは、兄のような存在でした。大きな声で話してて、病気なんかする人じゃないと思ってた」と偲び、「俺がドリフに残るか、ドンキー(カルテット)に行くかで悩んだ時もアドバイスくれたね。あの時、感謝している。あの時があるから、今の俺がいる」と、公私共に兄貴分だった小野さんに感謝した。
昨晩の通夜で出演舞台先の名古屋から駆けつけた俳優・左とん平は、VTRで弔辞を残し「小野ちん、つらいよ。40数年間一緒にやってきて、お前が先に逝くのが。世の中おかしいような気がする」と悲痛な面持ちで遺影に語りかけていた。
愛のある毒舌で笑わせ、決して人に弱みを見せなかった小野さん。喪主で妻の小野芳子さんからは「12時間におよぶ手術、17クールにおよぶ抗がん剤の副作用で大変だった。家族のために1日でも長く生きようと信じていた」と、過酷な闘病生活が明かされた。
小野さんが虜になったエルヴィス・プレスリーの楽曲「Help Me Make It Through the Night」に乗せ、小雨が降るなか出棺された小野さん。長男の泰輔さんに託した遺言「笑顔で見送ってほしい」という願いどおり、西郷輝彦、清水アキラ、ドンキーカルテットの盟友・ジャイアント吉田ら多くの参列者に温かく見守られた。
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2012/07/03