スタジオジブリのアニメ映画Blu-ray Disc（BD）『コクリコ坂から　横浜特別版』（20日発売）が発売初週2.1万枚を売り上げ、7/2付BDランキング総合1位を獲得した。ジブリ作品の映画BD初週売上枚数としては、『借りぐらしのアリエッティ』（2011年6月発売）の3.7万枚に次ぐ、歴代2位の数字をマークしている。

　同時発売となったDVD（2作）は、通常盤が初週売上2.8万枚で同日付DVDランキング総合2位、『〜横浜特別編』が2.3万枚で総合3位と、そろってTOP3入り。これに加え、7/2付時点における今年度のアニメ作品DVD初週売上枚数でも、それぞれ2位（通常盤）と3位（『〜横浜特別版』）にランクインした。

　宮崎駿氏が脚本を手がけ、息子・吾朗氏の監督作品2作目となる同作は、1963年の横浜を舞台にした青春ストーリー。16歳の少女と少年の恋と友情、そして真っ直ぐに生きる姿をさわやかに描く。2011年7月に劇場公開され、声の出演で長澤まさみ、V6の岡田准一ら豪華メンバーが参加したことでも話題に。同年の邦画作品興収1位、日本アカデミー賞「最優秀アニメーション作品賞」を受賞するなど、高い評価を得ている。

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