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満島ひかり、瀬戸内寂聴「夏の終り」で主演 小林薫、綾野剛との三角関係に溺れる

 女優の満島ひかりが、瀬戸内寂聴氏が出家前の経験を書き綴った私小説『夏の終り』(2013年公開)の映画化で主人公・知子を演じる。妻子ある不遇の作家との関係に疲れ果て、年下の男との激しい愛欲に溺れるも、満たされることのない自分自身の“女の業”に苦悩する難役を演じ、共演には小林薫、若手注目株の綾野剛が決定している。

映画『夏の終り』に出演する満島ひかり

映画『夏の終り』に出演する満島ひかり

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 原作は、瀬戸内氏が1963年に発表し、そのセンセーショナルな内容が注目を集め、同年の女流文学賞を受賞。過去に同録の『みれん』のタイトルで映画化され、2005年にはフジテレビ系で『瀬戸内寂聴 出家とは生きながら死ぬこと』でドラマ化もされている。

 今回の映画化について、瀬戸内は「『夏の終り』は、私の数ある作品の中で、最も好きな小説です。五十年前に書いた小説が、今でもロングセラーとして読み続けられているのは、この中に出てくる男や女の愛と恋の悩みや喜びが、今も若い人々の胸に生き続けているからでしょう」と、深い思い入れを明かした。

 「色っぽく、濃厚な脚本に出会いました」と脚本の印象を語る満島。「小林さんの哀愁漂う深さと、綾野さんのみずみずしい鋭さ、スタッフたちのたくましい柔らかさと共に、花ざかりの女“知子”を、のびやかに生きていたいです」と意気込んでいる。

 知子を愛し、優しく見守りながらも妻とも別れられない、年上の男の寛容さとずるさを併せ持つ男・慎吾に小林。そして知子を求め、嫉妬と孤独に苦しむ年下の男・涼太を演じる綾野との間で、満たされない自分を知り、またその欲深さに苦しむ知子…。鬼才・熊切和嘉監督の手によって、息苦しい程の三角関係が描き出される。

>>キャスト写真 満島ひかり、小林薫、綾野剛ら
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関連写真

  • 映画『夏の終り』に出演する満島ひかり
  • 瀬戸内寂聴氏/(C)永田雅裕
  • 原作となった『夏の終り』(著・瀬戸内寂聴/新潮文庫刊)
  • 映画『夏の終り』に出演する綾野剛
  • 映画『夏の終り』に出演する小林薫

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