フォルクスワーゲングループジャパンは21日、『パサート』シリーズの最高峰モデルにあたる4WDのミッドタイプワゴン『パサート　オールトラック』（税込494万円）を発売した。『パサート　ヴァリアント』をベースにしつつ、車高を3cm高くしているほか、専用バンパーやホイールなどによりスポーティーな印象を与えている。

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　「ヴァリアント」シリーズは3.2リッターと3.6リッターのガソリンエンジンを搭載していたが、同車は2.0リッターTSIエンジンを採用。また、ブレーキエネルギー回生システムを搭載し、従来と比べ約10％以上の燃費・環境性能を実現した。

そのほか、エンジンやギアなどをスイッチひとつでラフロード用に変更するラフロード走行アシスト機能をSUV車以外で初めて搭載。低速域追突回避・軽減ブレーキシステムやドライバーのステアリング操作を監視し、疲労を検知すると警告灯や警報音が発せられる安全システムも採用されている。