タレントの志村けん、女優のいしのようこらが5月31日、東京・天王洲銀河劇場で行われた志村けん一座第7回公演『志村魂〜新作「先づ健康」〜』公開けいこ前に報道陣の取材に応じた。ドリフターズの加藤茶、仲本工事らが相次いで結婚するなか、志村は「今のところ、私はまだ予定ありません」とあっけらかん。報道陣が交際相手としていしのを推薦するも、いしのは「私は20代じゃないので…」と苦笑いし、志村も「よく心得てるじゃない！　相手は20代がいい？　できればそうですね」と願望を語った。

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　2006年の旗揚げ以来、毎年行われてきた志村主宰による同舞台は、おなじみ『バカ殿様』やコントライブ、志村による津軽三味線の演奏、新作芝居『先づ健康』で構成される。今回はかつてバラエティ番組『志村けんのだいじょうぶだぁ』（フジテレビ系）にレギュラー出演し、志村と名コンビぶりを見せたいしのが一座に初参加し、およそ18年ぶりのコント共演を果たす。

　「久しぶりに仕事したらいいんじゃないかなと思って」と、自らいしのにオファーしたという志村は、久々の共演を喜びながら「どんな球を投げても返ってくるし、ブランクなんか全然大丈夫」と手応えを実感。報道陣にせがまれ志村と“アイーン”ポーズをしたいしのも「プレッシャーです。新入りなので慎ましやかにやりたい」と控えめに語りつつ「思ったよりブランクは感じませんでした」と充実感をにじませた。

　ゴールデンコンビの復活に、共演の磯山さやかは「2人が出るとけいこ場で拍手が起こる。感動しました」と目を輝かせ、みひろも「素敵なコンビだと思います」とニッコリ。桑野信義も「全然ブランクはない」と太鼓判を押すなか、ダチョウ倶楽部の上島竜兵は「俺は毎年出させてもらってるんですけど、全然慣れない。ブランク感じます」と自虐コメントで笑いを誘った。

　舞台『志村魂〜新作「先づ健康」〜』は、きょう31日（木）〜6月10日（日）まで同所にて上演。その後、名古屋公演、金沢公演、福岡公演が行われる。