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ノイタミナ『つり球』ゆかりの江の島 アニメファンを心待ち

 フジテレビ“ノイタミナ”ほか各局にて放送中のテレビアニメ『つり球』(毎週木曜 深1:15)。観光地として有名な江の島を舞台に、釣りを始めた主人公たち高校生の学校生活に、宇宙人がからんでくる原作のないオリジナルアニメで、4月12日の放送開始以来、独特な雰囲気と先の読めない展開で話題を呼んでいる。「『つり球』を見て、江の島に行こうと決意していただいて、かわいい“電車たち”に乗って、わくわくしていただけたら本望です」と期待を寄せるのは、江ノ島電鉄の事業部観光課岡友美さん。作品ゆかりの地で、アニメファンを歓迎する機運が盛り上がりつつある。

「『つり球』展 in えのでんはうす」で配布するポストカードセット(C)tsuritama partners

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 28日からは、江ノ電・江ノ島駅から江の島へ向かうスバナ通りに面した「えのでんはうす」で、同作の企画展第2弾もスタート(5月6日まで)。アニメに登場した場所を紹介する“江の島マップ”や、オープニングの原画パネルなどを展示している。また、応援メッセージを書くとポストカードセットのプレゼントもある。

 アニメの放送前、春休み期間中にも同様の企画展(第1弾)が実施されており、「えのでんはうす」で来場者に直接応対した前出の岡さんは、「ノイタミナのファンなのか、監督さん(中村健治監督)のファンなのか、声優さんのファンなのか、『つり球展』のために、わざわざ江ノ島まで足を運んでいただいたお客様も多く、本当にありがたかったです。『初めて江の島に来ました!』と言う方もいて、その方には美味しいお店情報などをお伝えいたしました」と、アニメファンの“行動力”に手応えを感じている。

 一方、テレビアニメとリアルを結ぶイベントは、普段、アニメを見ない人たちに作品に触れてもらう良い機会にもなった。「アニメと言えば、『ドラえもん』や『サザエさん』、『鉄腕アトム』あたりしか見たことがないご近所の商店街の方の中には、『今はこんな感じなの? こんなに細かいの!?』と驚かれていた方もいらっしゃいました」と岡さん。

 江ノ電、小田急線、湘南モノレールの3路線が乗り入れ、「意外と便利」な江の島。ゴールデンウィーク期間は、江の島観光・レジャーに最適なシーズンでもあり、岡さんは「江の島からはお天気がいいと、富士山が丸見えなんです。大迫力。そして、“美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間”(小沢健二「ぼくらが旅に出る理由」の歌詞引用)をぜひ見ていただきたいです」(岡さん)と、アニメでは描ききれないであろうリアルな江の島の魅力をアピールし、ファンの来訪を心待ちにしている。

 「『つり球』展 in えのでんはうす」は、5月6日までの毎日午前11時〜午後6時、入場無料。

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