昭和歌謡を語る上で、テレサ・テン、欧陽菲菲、アグネス・チャン、チョー・ヨンピルといった海外からのスター歌手を欠かすことはできないだろう。日本の歌謡曲は、昭和30年代にロックンロールを主とする洋楽やテレビ文化の影響を受けて大いに変貌。貪欲ともいえる吸引力で様々な音楽ジャンルのエッセンスを取り入れ、バラエティーに富んだ数々のヒット曲を生み出した。そうしたなかにあって、日本人では表現しきれない繊細さやダイナミズムを感じさせた、外来のアーティストの活躍は、当時を知る人々の記憶に深く刻み込まれているはずだ。 そして、その流れは後も継承され、近年の韓流ブームに象徴されるように、日本歌謡界に少なからぬ功績を残している。
2012/04/17
