昨年、2部作が連続公開され、合計で500万人以上を動員した映画『GANTZ』が、4月に2週連続で日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』にてテレビ初放送されることが29日、わかった。しかも、今回だけの特別編集バージョンが放映される。さらに、視聴者プレゼント企画として、撮影で使用した小道具を大放出することになり、同作の佐藤貴博プロデューサーは「直径125cmのGANTZ球や、田中星人、千手観音など大型美術も、大事に展示していただける方が見つかればプレゼントしたい」と宣言。そのニーズを含めて、ファン・視聴者の反応が注目される。 同映画は、映像化不可能と言われた奥浩哉氏のカリスマ的人気コミック(集英社『週間ヤングジャンプ』連載)を、嵐の二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、夏菜らの出演で完全実写映画化。2011年1月公開の『GANTZ』(パート1)は興行収入34.5億円、4月公開の『GANTZ:PERFECT ANSWER』(パート2)は興収28.2億円で、2作を合わせると、昨年、最も興行収入を上げた邦画作品となっている。