映画『ハイスクール・ミュージカル』で多くの日本人女性を魅了した米俳優のザック・エフロンが、6月公開の主演映画『一枚のめぐり逢い』で、これまでのキャラクターを一新している。『ハイスクール〜』ではバスケが得意な学園の人気者を好演し、王子様キャラで大ブレイクしたが、今作では男くさい海兵隊役として、実際に海軍の特殊部隊の指導のもとウエイトトレーニングを実行し、短く刈り込んだ短髪に無精ひげで、新たな魅力を開花させている。

　『ハイスクール〜』で一躍スターの仲間入りを果たしたザックは、今や“次世代のハリウッド俳優”と称されるほどの人気ぶり。2010・11年には米雑誌『People』が選ぶ「最も美しい100人」にも選ばれるなど、甘いルックスで世界の女性を魅了し続けているザックが、同作では“キラキラ系王子キャラ”のパブリックイメージを一新。

　映画『きみに読む物語』の原作者であるニコラス・スパークスの恋愛小説を原作とした同作で、一枚の写真によって引き合わされた男女の運命を変える大人の濃密な恋に体当たりで挑み、劇中ではこれまでにない激しいラブシーンにも挑戦している。

　ザック主演の映画『一枚のめぐり逢い』は6月16日より全国ロードショー。ヒロインをテイラー・シリングが演じ、映画『幸せのレシピ』などを手掛けたスコット・ヒックス監督がメガホンを執る。