指揮者の小澤征爾氏(76)が7日、来年2月末まで1年間、国内外を問わずすべての公演を降板し、指揮活動を中止すると公式サイトで発表した。
小澤氏は1月の水戸室内管弦楽団の公演期間中に体調を崩し、その後軽度の肺炎を発症して2月中旬に約1週間入院。肺炎は完治したものの、2010年1月に食道がんの手術を受け、体力が十分に回復していないことから、まずは1年間をメドにじっくりと時間をかけて体力回復に専念することにしたという。
小澤氏は「私にとって大変つらい決断でありました。しかし充分な体力をつけ、また皆様の前で指揮をさせて頂くために、この1年間は医師のアドバイスのもと、体力をつけるためのリハビリと食事療法に励みたいと思っております」とコメントを発表した。
これに伴い、今月17日から横浜、名古屋、滋賀、東京の4ヶ所で予定されていた「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXI」の歌劇『蝶々夫人』は中止となる。毎年8月に長野県松本市で行われる『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』でも指揮はしないが、総監督として参加。スイス、奥志賀での弦楽四重奏の教育プロジェクトには、監督として可能な限り携わる予定としている。
小澤氏は1月の水戸室内管弦楽団の公演期間中に体調を崩し、その後軽度の肺炎を発症して2月中旬に約1週間入院。肺炎は完治したものの、2010年1月に食道がんの手術を受け、体力が十分に回復していないことから、まずは1年間をメドにじっくりと時間をかけて体力回復に専念することにしたという。
小澤氏は「私にとって大変つらい決断でありました。しかし充分な体力をつけ、また皆様の前で指揮をさせて頂くために、この1年間は医師のアドバイスのもと、体力をつけるためのリハビリと食事療法に励みたいと思っております」とコメントを発表した。
これに伴い、今月17日から横浜、名古屋、滋賀、東京の4ヶ所で予定されていた「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXI」の歌劇『蝶々夫人』は中止となる。毎年8月に長野県松本市で行われる『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』でも指揮はしないが、総監督として参加。スイス、奥志賀での弦楽四重奏の教育プロジェクトには、監督として可能な限り携わる予定としている。
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2012/03/07