女優の戸田恵梨香と俳優の加瀬亮が6日、都内で行われた主演映画『劇場版 SPEC〜天〜』餃子ワゴン出発式イベントに出席。特殊能力（SPEC）を持った犯罪者に立ち向かうストーリーにちなみ、加瀬の“特殊能力”について戸田は「お芝居をする上でテンションを上げる時、私は時間がかかるけど、加瀬さんはすごいスピードでテンションを持っていくことがすごい」と賞賛。すると、加瀬も戸田に向け「身体能力の高さと、セリフの記憶能力が高い」とべた褒めした。

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　捜査一課が手に負えない特殊な事件を捜査するべく、公安部が設立した未詳事件特別対策係に配属された2人の男女の活躍を描く同作。IQ201の天才で特異な性格を持つ警視庁公安部の特別捜査官・当麻紗綾（戸田）と、警視庁特殊部隊（SIT）出身で叩き上げの捜査官・瀬文焚流（加瀬）が、特殊能力（SPEC）を持つ犯罪者に立ち向かう。

　堤幸彦監督の演出で、ギャグのセリフ満載の内容に戸田は「この映画自体がギャグなのかって思った」と苦笑い。加瀬も「現場で思い付いたことを熟考するのが普通だけど、『SPEC』ではとりあえずやってみてってなった。実際に使われているものの10倍以上のギャグがある」と裏エピソードを明かしていた。

　映画公開を記念し、「春に翔天！SPEC祭り」と題してさまざまなイベントが展開。4月1日（日）には連ドラから1年後の舞台を描くスペシャルドラマ『SPEC〜翔〜』（後9：30〜 TBS系）が放送され、4月4日（水）には『SPEC〜翔〜ディレクターズカット版』のBlu-ray＆DVDが発売。戸田演じる当麻が劇中で食べた餃子を再現し、ワゴン販売も展開された。戸田は「第1話で食べた餃子が、ニンニクがかなりきつくて、スタッフに『くっさい』と言われた。作品を撮りながら、試行錯誤して作ってたので、おいしい餃子になってる」とアピールした。

　映画『劇場版 SPEC〜天〜』は4月7日より上演。