北海道夕張市で開催中の『第22回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』の授賞式・閉会式が26日、同市内のアディーレゆうばり会館大ホールで行われた。オフシアター・コンペティション部門に出品された12本の作品の中から、グランプリは石原貴洋監督の『大阪外道』が受賞した。審査員特別賞に選ばれた鈴木太一監督の『くそガキの告白』は、興行関係者とメディア関係者が選ぶ“シネガー・アワード”も受賞したほか、審査員によるスペシャルメンションとして、主演の今野浩喜(キングオブコメディ)がベストアクターとして表彰され、“3冠”を達成した。
『くそガキ〜』で不細工コンプレックスの主人公を演じた今野は、審査員特別賞の受賞に「僕の芝居、よかったですね〜」と自画自賛し、「外国の方に褒めていただくことなんて映画でないとあり得ないこと。ゆうばり、ありがとうございます」と喜んだ。
グランプリを受賞した石原監督は、大阪府大東市在住の自称「チンピラ」、32歳。昨年の同映画祭で『バイオレンスPM』が北海道知事賞を受賞し、さらなる上を目指してのコンペ再挑戦。「(グランプリが)目標だったし、今作では絶対負けないという信念で力を入れてきたので感無量です」。
『大阪外道』は小学生、中学生、不良高校生、暴走族、格闘家、元ヤクザ、チンピラ、ゴロツキらが息づく大阪の下町を舞台に、少年の成長を描いた作品。審査委員長の廣木隆一監督は「大阪という街の捉え方が“ファンタジー”。役者たちも子役も含めてリアリティがあって、演出力がある」と評した。グランプリ受賞者には副賞として、特別協賛のスカパー!から次回作の制作支援金として200万円が授与される。
石原監督は「荒削りで、勢いだけのところもあったが、次は技術的にもクオリティを高めて、非の打ち所がない映画を作りたい」と意気込み、「考えている企画は10本くらいある」と頼もしく語った。「昨年、審査委員を務めていたナ・ホンジン監督(韓国)から調子に乗るなよと言われ、その気持ちを今後も忘れずにいきたい。大阪といえば、井筒和幸監督、阪本順治監督に続いて名前が上がるように、大阪の“天然記念物”のように知られた存在になれるようがんばりたい」と話していた。
★第22回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
グランプリ:石原貴洋監督『大阪下道』
審査委員特別賞:鈴木太一監督『くそガキの告白』
北海道知事賞:坂下雄一郎監督『ビートルズ』。
シネガー・アワード:鈴木太一監督『くそガキの告白』
スペシャルメンション「ベストアクター」:今野浩喜『くそガキの告白』
スペシャルメンション「ベストアクトレス」:菜葉菜『どんずまり便器』
『第22回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』でベストアクターとして表彰され、審査員のアルベルト・カレロ・ルゴ氏(スペイン/『ラテンビート映画祭』プロデューサー)から花束を受け取る今野浩喜(キングオブコメディ) (C)ORICON DD inc.
『くそガキ〜』で不細工コンプレックスの主人公を演じた今野は、審査員特別賞の受賞に「僕の芝居、よかったですね〜」と自画自賛し、「外国の方に褒めていただくことなんて映画でないとあり得ないこと。ゆうばり、ありがとうございます」と喜んだ。
『大阪外道』は小学生、中学生、不良高校生、暴走族、格闘家、元ヤクザ、チンピラ、ゴロツキらが息づく大阪の下町を舞台に、少年の成長を描いた作品。審査委員長の廣木隆一監督は「大阪という街の捉え方が“ファンタジー”。役者たちも子役も含めてリアリティがあって、演出力がある」と評した。グランプリ受賞者には副賞として、特別協賛のスカパー!から次回作の制作支援金として200万円が授与される。
石原監督は「荒削りで、勢いだけのところもあったが、次は技術的にもクオリティを高めて、非の打ち所がない映画を作りたい」と意気込み、「考えている企画は10本くらいある」と頼もしく語った。「昨年、審査委員を務めていたナ・ホンジン監督(韓国)から調子に乗るなよと言われ、その気持ちを今後も忘れずにいきたい。大阪といえば、井筒和幸監督、阪本順治監督に続いて名前が上がるように、大阪の“天然記念物”のように知られた存在になれるようがんばりたい」と話していた。
★第22回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
グランプリ:石原貴洋監督『大阪下道』
審査委員特別賞:鈴木太一監督『くそガキの告白』
北海道知事賞:坂下雄一郎監督『ビートルズ』。
シネガー・アワード:鈴木太一監督『くそガキの告白』
スペシャルメンション「ベストアクター」:今野浩喜『くそガキの告白』
スペシャルメンション「ベストアクトレス」:菜葉菜『どんずまり便器』
2012/02/26