デジタルテレビのマルチチャンネル機能を使って好きな映像を選べるドラマ『朝ドラ殺人事件』（3月28日　深0：15〜0：44、同29日　深1：05〜1：34　NHK総合）に主演するAKB48の秋元才加と、女優・国生さゆりが18日、東京・渋谷のNHK放送センター内で取材に応じた。“おニャン子クラブ”出身の国生と秋元は、いわば秋元康プロデュースの“門下生”としての先輩と後輩にあたる間柄。秋元が「ずっと憧れていました」と告白すれば、国生は「不器用なところは、昔の自分を見ているよう。もっと甘えていいのに、と思う。もはや親の心境」と目を細めた。

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　同ドラマはNHKの看板番組の一つ、朝の連続テレビ小説“朝ドラ”の制作現場をモチーフにした内容で、秋元はアシスタントプロデューサー・新見美穂役、国生は上司のチーフプロデューサー役で出演し、劇中では上司と部下の間柄。ドラマの出演経験はあっても、主演は初めての秋元は「とにかく朝、元気よくあいさつすることだけは心がけています」。そんな秋元の撮影現場での様子について国生は「時々、背中にハンガーが入っているみたいになっている。努めて話しかけるようにしています」と頑張る後輩を気遣い、「初主演作は一生に一度きり。共演という形でかかわれて光栄」と話していた。

　AKB48として、チームKのキャプテンとして、ソロとしてフル稼働中の秋元。今回のドラマの撮影も佳境に入り、さらに26日の『東京マラソン2012』にも出場する。秋元が42.195kmを走ると聞いて国生は「あなたバカなの？」と唖然としながらも、「忙しいのはアイドルの宿命だから」とエールを送っていた。