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【第54回ブルーリボン賞】“最年少”芦田愛菜へ“最年長”新藤兼人監督がエール

 在京スポーツ7紙で構成される東京映画記者会が選ぶ『第54回ブルーリボン賞』の授賞式が14日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、子役の芦田愛菜(7)が新人賞最年少記録、新藤兼人監督(99)が監督賞最年長記録を大幅に更新した。92歳差の二人が並び、芦田は新藤作品に「ぜひ出演させていただきたいです」とニッコリ。新藤監督は「あと2年もすると彼女の熱演にびっくりすることでしょう。これから頑張って、98歳(作品撮影時)の監督を蹴っ飛ばしてください」と、監督流のエールを送った。

新人賞最年少記録を更新した芦田愛菜(左)にエールを送った“最年長”新藤兼人監督 (C)ORICON DD inc.

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 1950年に設立された同賞は毎年、前年の主演男優賞と女優賞の受賞者二人が司会を務めることが慣例になっており、今年は『悪人』の妻夫木聡、『キャタピラー』の寺島しのぶが進行した。

 作品賞は『冷たい熱帯魚』(園子温監督)、外国作品は『ブラックスワン』が選出。監督賞に新藤兼人監督(『一枚のハガキ』)、主演男優賞に竹野内豊(『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』)、主演女優賞に永作博美(『八日目の蝉』)、助演男優賞に伊勢谷友介(『あしたのジョー』『カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜』)、助演女優賞に長澤まさみ(『モテキ』)、新人賞に芦田愛菜(『うさぎドロップ』『阪急電車 片道15分の奇跡』)、特別賞に俳優の故・原田芳雄さんが選ばれた。

 1984年に『時をかける少女』で新人賞を受賞した女優・原田知世(当時16歳)の最年少記録を大幅に更新した芦田は、この日も小学校帰りで出席するなど相変わらずの多忙ぶり。「こんなに素敵な賞を頂いて光栄です。これからもたくさんお芝居を勉強して素敵な女優さんになりたいです」とあいさつした。今後演じたい役は「ヘレンケラー」という芦田に、寺島は「大竹しのぶさんがサリバン先生で私がヘレンケラーをやったことがある。愛菜ちゃんにバトンタッチしたいな」とメロメロだった。

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  • 新人賞最年少記録を更新した芦田愛菜(左)にエールを送った“最年長”新藤兼人監督 (C)ORICON DD inc.
  • 受賞の喜びを語った芦田 (C)ORICON DD inc.
  • (前列左から)伊勢谷友介、長澤まさみ、竹野内豊、永作博美、新藤兼人監督、芦田、(後列左から)司会を務めた寺島しのぶ、園子温監督、故・原田芳雄さんの長女・原田麻由、20世紀FOX日本代表のジェシー・リー氏、司会を務めた妻夫木聡 (C)ORICON DD inc.
  • 『第54回ブルーリボン賞』で新人賞最年少記録を更新した芦田愛菜 (C)ORICON DD inc.

提供元:career

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