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阿部寛、ガッキーとの6年ぶりの再会に「素敵な女優さんになった!」

 人気作家・東野圭吾氏による加賀恭一郎シリーズの最新作にして最高傑作と言われる珠玉のミステリー『麒麟の翼』がいよいよスクリーンに登場。ドラマ『新参者』(TBS系)からシリーズを通して主人公・加賀を演じる阿部寛と、今作から初参戦となり物語のキーとなる女性を演じる新垣結衣は、約6年ぶりの共演となった。

阿部寛と新垣結衣が『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』に込める想いとは!?(写真:逢坂 聡)

阿部寛と新垣結衣が『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』に込める想いとは!?(写真:逢坂 聡)

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 ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系:2005年)での先生と生徒役での共演以来の顔合わせになった今作。新垣は「(前回は)生徒のなかのひとりとしての共演でしたので、私のこと覚えているのかな……?という不安もありました(笑)」と再会を楽しみにしていたことを明かす。阿部とは、今作ではしっかりと対峙して1対1で演じあう間柄となる。「私の6年間の成長を阿部さんはどんなふうに受け止めてくれるんだろうと、楽しみな反面ちょっとドキドキの現場でしたね」。

 そんなふたりの最初のシーンは、阿部演じる加賀が、新垣演じる容疑者の恋人に事情聴取をするシリアスで重い場面。阿部はそのシーンの撮影を「逆に緊張感を持って迷いなく臨めました。そういう意味でも良い再会、良いシーンになりました」と振り返る。一方、新垣も「新しい環境で、新しい設定で、新しいことができたこと、それを阿部さんが受け止めてくれたのが嬉しかったです!」と笑顔をみせた。

 同シリーズの魅力は、事件を解決するだけではなく、その事件に関わったすべての人の心のなかに入り込んで救いの手を差し伸べていくストーリー。今作では、どこにでもありそうな家族の間の目に見えない距離、親子がお互いに抱えている想いの深さを考えさせられる深遠な物語になっている。すでに試写会などで映画を観ている人からは、「試写を観た後に親につい電話してしまった」という声が多く寄せられている。それを聞いた阿部は「この仕事をしていて良かったなと思う瞬間です。家族で解決できなかったことが、映画を観たことで解決の糸口になる、今まで気づけなかったことにハッと気づかされる……この映画にはそういうテーマが詰まっています」と熱くコメントする。新垣も「実は、この作品に出会ったことで自分の親に接する態度がかなり変わったんです。親の方が一歩近づくのを躊躇しているのだとしたら、その一歩を私の方から近づいてやろう!って(笑)、そう思えるようになりました」と気持ちの変化を明かした。

 そんな新垣に対して阿部は、6年前を思い起こしながら「当時の彼女はまだデビューしたてで、右も左も分からないような女の子だったのが、6年経ってすっかり素敵な女優さんになっていたのは、嬉しい変化ですね。印象的だったのは、監督やスタッフ、キャストなど本当にみんなから愛されていたことです」と自分のことのように嬉しそうに語った。

阿部寛&新垣結衣インタビュー『この仕事をしていて良かったと思う最高の瞬間』
ORICON STYLE管理人・オーリーの取材後記
『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』公式サイト

阿部寛 出演舞台『シンベリン』チケット発売情報

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