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岩井俊二監督が震災後の福島を描くドキュメンタリー『friends after 3.11【劇場版】』が、3月10日より劇場公開されることが決定した。これまでにBS放送でオンエアされて大きな反響を呼び、劇場公開を求める声が高まっていた『friends after 3.11』だが、劇場版として再編集され、より多くの人々にメッセージが届けられることになった。また、ベルリン国際映画祭フォーラム部門への正式招待も決定した。 同作は、宮城県仙台市出身の岩井監督が、東日本大震災後に再会した友人やツイッターなどを通じて出会った人々と語り、震災後の日本の今と未来について描いたドキュメンタリー。岩井監督が発起人となった環境問題を考える会『ロックの会』でともに活動する松田美由紀がナビゲーターを務める。作品に登場するのは、脱原発を宣言して被災地での講演などに奔走する俳優の山本太郎のほか、同宣言を掲げて話題となった城南信用金庫の理事長・吉原毅氏、京都大学原子炉実験所助教授であり『原発のウソ』の著者・小出裕章氏、環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏、元東芝・原子炉格納容器設計者の後藤政志氏など。様々な立場の“友人たち”がその思いを語っていく。そこで明かされる事実は、震災後1年たった今、忘れてはならない真実とともに観る者の胸につきささる。

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