飲む前に知ろう 二日酔いにならないコツは?

 忘年会や仕事納めの飲み会、年末年始の帰省、新年会等でお酒を飲む回数も酒量も増えるこの季節。ウコンやシジミ、肝臓エキスなどの“健康サポート飲料”に手が伸びる人も多いのでは? ドリンクはいつ飲めばいい? 効果の違いは? 上手にお酒と付き合うコツを専門家に聞いてみた。

◇何が違う? 二日酔い対策飲料

 “二日酔い対策飲料”としてアピールしているのは『ウコンの力』(ハウス食品)や『キリン ウコン』(キリンビバレッジ)などウコン系、しじみ600個相当の“アラニン”を配合している『ノ・ミカタ』(味の素KK)、コンビニエンスストアでも取り扱いを開始した『ヘパリーゼW』(ゼリア新薬工業)などの肝臓エキス系などがある。では、それらにどういった違いがあるのだろうか?

 「同じアルコール分解を助ける成分でも、ウコンエキス(クルクミン)と肝臓エキスでは、その働きが異なります」と語るのはゼリア新薬工業の小林平明さん。「ウコンは酵素によるアルコール分解を促進する働きを持っています。また、肝臓エキスは二日酔いの原因になるアセトアルデヒドを直接無毒化し、体内から速く消失させることがマウスの実験で実証されています」。なお、ドリンク類は飲み会の30分〜1時間前に飲むことがおすすめです。

◇飲む前の心構えは 二日酔いになったらどうする?

 飲み会の席での料理にも、酒酔い対策のヒントが隠れている。小林さんがすすめてくれたのは「良質なたんぱく質が豊富で、肝細胞の修復・再生をはかる」という枝豆や豆腐料理など。「肝細胞の修復・再生を促すことで、肝臓によるアルコール分解の一助となることが期待されます。また、イカやタコなど肝機能を向上させることが知られている食材を一緒にとることもおすすめです」。つまみやおかずを食べずお酒を飲み続ける人も多いが、空腹での飲酒は胃壁を荒らすのでご注意を。

 また、そこまでしても二日酔いになってしまった場合は、分解・解毒サポートのための肝臓の働きを助けるドリンクを飲むほか「足の甲の親指と人差し指の骨と骨の間の付け根部分にある、肝臓の働きを助ける“太衝”というツボを押すのもいいでしょう」。

 久々の再会や仕事から解放された勢いでつい飲みすぎてしまい泥酔・二日酔いで楽しい思い出が台無しにならないよう、酒量や飲酒ペースの管理はもちろんのこと、ドリンクや食事で工夫し上手にお酒と付き合ってはいかがだろうか。



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